東北ローカル線パスの旅 4日目 (世界遺産編) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2011年11月15日


平泉へは、東北本線に乗車し、平泉駅に到着します。

東北新幹線一ノ関駅で下車し、電車・バスで訪問する方が多いでしょう

 

8時06分 平泉駅 着
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平泉駅は、改装され新しく駅となっています。 駅前のポストの上には、中尊寺金色堂

堂内具の国宝「金銅華鬘」のレプリカが乗っています。

駅前には、観光用にタクシーも多く待機し、バス停もあります。

 

早朝なので観光バスの運行前となっているので、毛越寺までは徒歩で向います

徒歩10分程で到着できそうなので、駅正面より真っ直ぐむかいます。

 

8時30分 旧観自在王院庭園 着

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徒歩で毛越寺に向かうと、毛越寺の前に、「旧観自在王院庭園」があります。

消失した、観自在王院の跡地で、浄土庭園の「舞鶴池」を中心に、史跡公園となって

います。 

 

8時40分頃 毛越寺 着
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旧観自在王院庭園より、毛越寺の山門が見えます。 山門で拝観料500円支払い、

寺院内の庭園を拝観します。 山門を入り左手に宝物館で、毛越寺に関する仏像などの

見学できます。
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毛越寺の中心には、大泉ヶ池があり浄土庭園の景観を楽しみながら、池を周遊します。

池の周りにもお堂や史跡跡を見ることができます。
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30分程、寺院内を散策します。 園内には茶店もあるので、休憩もできます。

 

この後は、平泉町内を巡回していめ「るんるん」バスに乗車して、名所を巡ります。

毛越寺の茶店で、「1日フリー乗車券400円を購入します。


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1回の乗車が140円となっていますので、3回以上乗車する方にお勧めです。

るんるん」バスは、平日でも30分間隔で運行されています。

平泉町内は、徒歩レンタサイクルで巡る方法もありますが、坂道も多いので、バス

巡るのが一番楽なのでは・・・

  

9時48分 毛越寺BS 発
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毛越寺の山門を出て右手に進むと、毛越寺の町営駐車場内に「毛越寺」バス停があります。

駐車場内には、トイレやお土産品販売店もあります。 平日なので駐車場は空いています。

るんるん」バスは、岩手県交通のバスです。 数名が乗車しています。

 

9時52分 平泉文化遺産センター 着
テツ浪人の旅姿 毛越寺バス停より2ツ目の「平泉文化遺産

センターバス停で下車します。 平泉文化遺産センターは、平泉の文化遺産や考古物

資料などを、映像や展示物でわかりやすく紹介しています。

入館料が無料の施設ですが、入館者は非常に少ないので、是非立寄って見ては・・・

  

10時22分 平泉文化遺産センターBS 発

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20分程で見学できたので、次のバスで移動。 
 

10時25分 中尊寺 着
テツ浪人の旅姿 平泉文化遺産センター」バス停の次が

中尊寺バス停です。 中尊寺本堂金色堂へは月見坂の坂道を登る必要があります。

途中、平泉の風景が出来る場所や、多くのお堂を見ながら、金色堂へと向かいます。
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金色堂讃衡蔵への見学には、拝観料800円が必要です。 讃衡蔵の入口で拝観券を

購入します。

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讃衡蔵中尊寺の国宝・重要文化財などを保存されている建物です。
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讃衡蔵見学後、金色堂に入っていきます。

金色堂は説明不要と思えます。 金箔や螺鈿細工・蒔絵で装飾されたお堂は絢爛なものです。

しかし、期待が大きかったためか、思ったほどお堂は大きくは感じませんでした。 

 

金色堂を見学後は、能舞台へ巡り下山します。

中尊寺の少し早足での見学で2時間かかりました。 ゆっくり巡りには3時間程必要では・・・

  

12時25分 中尊寺BS 発

テツ浪人の旅姿  中尊寺」バス停へ戻ります。今日は少し冷たい

風が吹いています。

  

12時29分 高舘義経堂 着
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るんるん」バス停間では、一番離れている「高舘

義経堂」バス停で下車。 バス停より少し登った場所に高舘義経堂があります。
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源義経の最後の地、高舘義経堂への入山料の200円。 入口で支払い階段を上ります。
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義経堂の前には、資料室があり、更に階段を上ると、義経像が安置されているお堂があります。
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義経堂前からは、北上川流れと広がる平野が見える、景色の良い場所となっています。

芭蕉の「夏草や~」の石碑があり、この場所から見る風景は、芭蕉の句の雰囲気が感じれ

ます。 しかし、観光客の訪問は少なく、私がいる間2名の見学者だけでした。

途中、徒歩で観光している団体も立寄らずに、中尊寺へと向かっていきました。

  

12時59分 高舘義経堂BS 発

テツ浪人の旅姿  バス停に戻ると、直ぐにバスが到着。

 

13時01分 無量光院跡 着
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高舘義経堂」バス停からは、あまり離れてはいないので、徒歩で向かうのも可能です。

無量光院の境内跡地で、現在も発掘調査が行われていますので、発掘の様子も見ることが

できます。 無量光院跡の直ぐ横を、東北本線が通っているので、列車が通過するのも

見れます。
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少し小雪が舞い始めました。 跡地には休憩する場所も無いので、移動します。 

徒歩5分程で到着します。

  

柳之御所遺跡
テツ浪人の旅姿 奥州藤原氏の「平泉館」の跡地と推定されていて

史跡公園となっています。


柳之御所資料館

テツ浪人の旅姿 史跡公園の横に、柳之御所資料館があります。

資料館の入館料は無料となっています。 「平泉館」に関する資料や模型などが展示されて

います。 この資料館も来館者は少ないようで、私1人で見学しました。

 

13時33分 柳之御所BS 発
テツ浪人の旅姿  資料館の横に「柳之御所」バス停があります。

  

13時36分 平泉駅前BS 着

テツ浪人の旅姿 平泉駅前バス停に戻ってきます。

るんるん」バスは、平泉観光車両となっています。

 

半日程で、平泉町中心地区の主要な観光地を見学ができました。

中心地より少し離れて「達谷窟」や「けいび渓」もありますが、少し時間が

かかるので、今回は立寄れませんでした。



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途中、町の小学生が観光客に「平泉の名物」の案内を配布していました。

私は参考にして、お土産品を購入しました。