ぼくの最も愛用しているコレクションルームに



「TSUTAYA」



というものがあるんですが、昨日CDコーナーを回っていたら、



『レ・ミゼラブル』



のCDが早速登場していました。昔のやつじゃない、2012年に公開のやつです。

どうあがこうが、アン・ハサウェイのファンになるしかないぐらいの、素晴らしく美しい映画だったので、

それなりに期待をして、早速TSUTAYAの試聴機で一曲目の「Look down」を聞いてみました。


オーケストラの演奏が始まって、"嵐吹き荒れる中、船を運ぶシーン"が僕の記憶からどんどん呼び起こされていきます。

0:30秒を過ぎた辺りから囚人たちの「ハァー!ハァー!」と言う声が聞こえてきて、そろそろヒュージャックマンが出てくるぞー!、とぼくの興奮がMAXに達しった0:46秒、








「るっだーん、るっだーん」








ん、





あれ、






「声ちっさ!」







僕のとっさに出てしまった独り言にかき消されるぐらいの声量の無さ。

映画見ていたときは、映像の荘厳さもあってそれほど気にならなかったのですが、音楽だけ聞いてみると、なんだかせつなくなってくるぐらいのヒュージャックマンの声。

"通常の口パクや事前録音ではなく、すべての歌を実際に歌いながら、生で収録する"という撮影方法を選んだことが、声量のなさを感じさせる一因になってしまったのかもしれません。

ミュージカルに限らず、映画は、


音楽と"映像"が織りなす重層的な芸術なんだな


ということをあらためて認識しました。

どっちにしてもあの映画は大好きです。そして、アンハサウェイ美しすぎです。



PS
昨日,映画の師匠に"ミュージカル映画の見方"を教わってきたので、次はそれを皆さんにお伝えして行きたいと思います。ぜひご期待ください。