あの場所に、足を運ぶように成って10年あまりに成る。多くの仲間、友と近隣のサポーターと交流が持て、長年求めていた幸せはこれなんだなと歓びを噛み締めている。


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哲正の息子です。
上の文章は、父の携帯に未送信メールとして保存されていたものでした。
おそらく、入院中の父がブログに載せるための下書きとして書いていたものでしょう。

父は、8月19日深夜、病室で吐血し意識不明に陥り、一度は意識がもどったものの、その後、危篤状態となり、8月20日23:58に息を引き取りました。

入退院を繰り返し、体調も悪くなってはいましたが、今回の入院に当たっても、本人は数週間で退院し、また徳島ヴォルティスの応援に参加するつもりでいました。

今回、容態が急変したことは、当の本人が一番驚いているに違いありません。

きっと下書き中の文章も「退院したらまた徳島ヴォルティスの応援に。早くあの場所に戻りたい」という言葉が続くものだったはずです。
結局、生前に戻ることは叶いませんでしたが、今、父の魂はあの場所へと戻っていることでしょう。


生前の父がサポーター仲間について楽しそうに話していたのを思い出します。
徳島ヴォルティス、そしてサポーター仲間の皆様は間違いなく父の生きがいでした。
皆様に出会わせてくれた徳島ヴォルティス、そして一緒に応援してくれた皆様に父に代わって深く感謝いたします。

いずれ皆様の記憶から薄れていくのは仕方ありませんが、それでも時々、黒縁メガネの頬のこけたおっさんがいたことを思い出していただけると嬉しいです。

最後に、徳島ヴォルティスがひとつでも多くの勝ち点を積み上げることをお祈りし、哲正のブログの最後の更新とさせていただきます。
今季より J1 リーグでの ゲームが実現する中で、ゴール裏に集まるコアの仲間が集まり 応援のシステムについて 熱く 語り合った。

昨年と違い スタジアムに集まるサポーター、観戦者が確実に増える中での 応援をどんなにするか?
話すことが一杯で、楽しい時間をすごせた。

開幕戦は アウェイ サガン鳥栖戦、今から 楽しみと不安とドキドキ間で、あと 2か月と21日をすごせる喜びを幸せに感じている(^з^)-☆