ビタミンC誘導体を25%以上配合した美容液を作ることは、化粧品業界では非常に難しいと言われており、実際に僕が知る限り「25%濃度」が最高です。(2026年2月時点)

 

 

何故ならビタミンCは

  • 空気に触れると酸化する
  • 紫外線にあたると酸化する
  • 水に触れると分解する
  • 温度が上がると分解する

という「非常に扱いが難しい成分」だからです。

 

 

このビタミンCを高濃度に配合すればするほど余計に扱いが難しくなってしまうため、高濃度ビタミンC美容液を作ることは化粧品業界最大のチャレンジとも言われていました。

 

 

そんな中、UTPは「ビタミンC30%」濃度の美容液の開発に挑戦したのです!

 

 

 

✔️濃度を上げるだけなら誰でも出来る

 

実は、ビタミンCの濃度を上げるだけ(高濃度にするだけ)であれば「誰でも」、「どの化粧品会社でも」簡単に出来るのです。

 

 

ビタミンCの原料を購入してきて、その原料をたくさん配合すれば良いだけなので、特に技術力は必要ありません。

 

 

でも、ビタミンCの処方、加工、pH調整などのノウハウ(技術力)がない化粧品会社だと、高濃度に配合したビタミンCが酸化や分解してしまうため、消費者の手元に届く頃には効果がでないビタミンC美容液になってしまいます。

(高濃度の意味がなくなってしまいます)

 

 

もう1つ重大な問題があります!

 

 

それは、「使用感」の問題です!

 

 

ビタミンCの原料は非常に「ベタベタ」するという特徴があります。

(本当にベッタベタで、こんな原料はあまりありません)

 

 

なので、高濃度にビタミンCを配合する「だけ」だと使用感が「ベタベタ」になってしまい、化粧品としての大切な「使い心地」が最悪になってしまうのです。

 

 

高濃度ビタミンC美容液には、酸化や分解をおこさないためのノウハウだけではなく、使用感にもこだわって作る必要があるという訳です。

(余計に難しい)

 

 

✔️何回も何回も何回も試作を繰り返し

 

UTPには確かな技術力があるため、酸化や分解からビタミンCを守るため処方に関してはスムーズに進みました。

 

 

しかし、「使用感」に関しては全くすんなりといかず、商品企画メンバーの肌を使っての文字通り「人体実験」を何回も何回も繰り返しました。

 

 

試作の使用感は本当に「十人十色」で、

  • Aさんは「ベタベタする」
  • Bさんは「しっとりして好き」
  • Cさんは「なんか乾燥する」
  • Dさんは「すごく保湿されてる感じがする」

など本当にバラバラでした・・・。

 

 

そんな試作を繰り返し、最終的に決定したのが、「ベタつかず、保湿感があり、ビタミンCでお肌が守られている感じ」の高濃度ビタミンC美容液です。

 

 

ようやく完成しそうだった時、あんな問題が起こったのです・・・

 

 

【続く】