連休後半…帰省 | 単身赴任を終えて、定年までと定年後の仕事や人生、家族について悩んでる50代半ばの男の日常

単身赴任を終えて、定年までと定年後の仕事や人生、家族について悩んでる50代半ばの男の日常

日記の代わりにブログに日常で起きた事を、たまーに綴ってます。始めた頃と状況が変わったので、ブログタイトルとか変更しました

連休に合わせて、東京出張を入れて、帰省しています。

今日の朝、妻からメールが来てあり、熱があるから、『一階の母の住んでいた部屋で寝てた下さい』と言われたので、今、一人で母が昨年まで住んでいた部屋に居ます。

ちょうど昨年のGWは、施設に入って、居なくなった母の部屋を片付けていたっけな、、、などと、思い出しながら、母の持ち物だった残りを見ていた。

母が一緒に住んでいた頃は、この部屋で寝た事なんて一度もなかった…。

ここにいると、二階の物音がよく聞こえる…。
娘達の歩く音…トイレの水を流す音…。

ここで、約20年…
母は暮らしてたんだなぁ…。

きっと私達夫婦の喧嘩する声なんて、丸聞こえだったろう (笑)

どんな気持ちで聞いていたんだろうか。

物音がする。
家族の気配がする。

それだけで、何故か少し心が休まる。

単身赴任先のアパートは、自由だけど、こんな気持ちにはならない。


昨年、片付けた写真を見つけたので、久しぶりに、ゆっくり見た。


娘達の小さかった頃の写真が沢山あった。
私の妻が、母に渡したものだ。

母の為に。

親戚中が、集まって何かのお祝いをしている写真に、私と、私の娘達と、妻が、混ざって写っている写真を見つけた。

15年以上前の出来事で、私も、妻もまだ若い。

この時…気がつかなかったっけど、

私や母のリラックスした表情とは、全く違う、不安そうで、寂しそうな表情で、妻は写真に写ってる…。

もっと、気を使ってあげるべきだった…。



完全分離の二世帯とは言え、私の母と一緒に住んで、15年以上、母の為に色々としてくれていた。
大変だったろう。

今も、この部屋の窓を毎朝開けて、
夕方、閉めてくれている。

この部屋に入れば、、
私の母を思い出さない訳は無い…。
それでも毎日、手入れしてくれている。


今も、妻は、この部屋から音が聞こえる気がすると、言ってる。


6日まで、ここにいます。