こんにちは、FX大好きのおじさんです。
今回は私が提唱するFX農業の仕組みについてご報告します。
FX農業の仕組み(第一話)
(まずは結論)
この仕組みは通貨間のスワップ金利を加味した長期運用型の手法をベースにし考え出した、
ドル円を対象とした投資方法となります。
現在、日本と多国籍の通貨間では金利差が拡大し、主要国通貨であるドルに対しても1000通貨当たりおよそ20円/日※1の金利が手に入ります。
※1運用する証券会社によって異なります。
このことをベースにし、現在定期預金利息が年利0.002%と低調に推移する日本で、
〇いかに安全に
〇いかに効率的に
資産を増やしていくかを考えたとき、日々変動の大きいい投資の世界で、
◇より流動性が高く
◇より手軽に
投資を実践することが可能となるのはやはり
外国為替証拠金取引(FX)
であることとの結論に至りました。
しかしFXはゼロサムゲームといわれる様に
「勝ち組1割負け組9割」
といわれる厳しい世界です。
その世界でいかに安全に資産を構築していくか。
これが当初一番の課題となりました。
それに合わせて、
「定期預金のように預けていながら利息で増えていくような方法はないか」
と、その方法を模索していきました。
まず、FXでは名前の通り証拠金を準備して取引を行うことが前提となります。
そして一番のネックとなるのが、
一般的に取引に必要な証拠金Aと評価損益を含めた証拠金Bを比較し、
B<Aとなる場合に発生する
強制ロスカットです。
これを踏まえ、
資金15万円を準備し、ドル円を1000通貨購入した時どうなるかを検証しました。
【条件】
対象通貨:ドル円
資金:15万円
運用通貨:1000通貨
ここで問題となるのはレバレッジの設定。
より安全に運用するには
「レバレッジは1倍にするべし」
とよく言われます。
ではその時のロスカットまでの値幅を計算してみましょう。
【ロスカットまでの値幅の計算例】
【計算式】
(有効証拠金-ロスカット値)÷保有している数量=ロスカットまでのレート変動幅
(例)
・レバレッジ:1倍
・ロスカット値:取引証拠金の100%
・有効証拠金:¥150,000
・通貨ペア:USD/JPY
・取引証拠金:¥146,000
(レートが146.000の時)
・取引数量:1,000通貨
上記の【計算式】に当てはめると、
(150,000円-146,000円)÷1,000通貨=4円
ロスカットまでの値幅は4円となります。
つまり、相場が下落し142.000になった段階で強制ロスカットとなります。
損失額は限定的ですが、預金性を踏まえた投資としては効率的ではありません。
そこで、レバレッジを25倍に調整することでより安定的に運用できないか検証してみました。
【ロスカットまでの値幅の計算例】
【計算式】
(有効証拠金-ロスカット値)÷保有している数量=ロスカットまでのレート変動幅
(例)
・レバレッジ:25倍
・ロスカット値:取引証拠金の100%
・有効証拠金:¥150,000
・通貨ペア:USD/JPY
・取引証拠金:¥5,840(レートが146.000の時)
・取引数量:1,000通貨
上記の【計算式】に当てはめると、
(150,000円-5,840円)÷1,000通貨=144.16円
ロスカットまでの値幅はおよそ144円となります。
この場合、ドル円が146.00-144.00=2円まで円高に動いた段階で強制ロスカットがかかります。
いかがですか?
ドル円が2円まで下落する・・・まずあり得ません!
ありえないということはつまり、
「強制ロスカット」には永遠にかからない。
ということになります。
確かに相場は上下しますので評価損を抱えることもあるでしょう。
例えば110円まで下落した場合、
その時の資産は150,000-36,000=114,000円に減少します。
しかしそれはあくまでも評価額です。決済しなければ損失ではありません。
ポイントは、
〇決済したときに為替差益は確定される。
〇スワップ金利は保有しているだけで毎日入金させる。
という事実です。