記念すべき初のミリタリーに関する投稿は日本海軍の主砲の射撃についてです。

 昨今ミリタリーに関する内容が盛り上がりつつありますが、この内容についてはあまり触れられる機会はないと思い、題材としました。

 

 そもそも軍艦の主砲はどのようにして射撃を行うのか。

 大雑把に申し上げるのであれば、

 

「敵の未来位置に向け砲弾を撃ちだす」

 

 これに尽きます。

 これを行うため、日本海軍艦艇の射撃管制システムは発達してきました。

 例えば、敵との距離を測るための測距儀、電波探信儀(レーダー)、あるいは方位盤と呼ばれる照準装置、射撃盤と呼ばれる計算機など様々な機器が関係してきます。

 

 これらを一回で紹介しきるのは非常に困難であるため、複数回に分けて説明を行っていきたいと思います。

 ですのでまず、覚えておいていただきたいのは射撃管制を行う際には「敵の未来位置に向け、砲弾を撃ちだす」ことでした。

 

 ではまた次回、よろしくお願いします。