求めては傷つけ、手に入れたものは零れ落ち。
取り返そうともがき苦しみまた傷つける。
夜にあっては闇を恐れ、昼にあっては光を疎む。
世界は無慈悲に時を刻み、遠く離れていく。
立ち止まる事に焦りを感じながらも、進む事を恐れる。
進んでしまったら、安らぎ、ぬくもり、幸福、生きる意味。
全て過去となり、忘れられてしまうようで。
進まなければ何も手に入らない。
解っている。
どう生きればいい?
生きる意味を。全てを懸けて守るべきものを。
やっと見つけたと。
自ら捨ててしまって。
世界は歪み、狂っている。
忘却を恐れ。
喪失を恐れ。
孤独を恐れ。
馴れ合いを忌み。
自己を咎め。
光を求め。
光を恐れ。
現実という言い訳に逃げる。
何が正しく、何が誤りなのか。
進むことが正しいのか?
振り返ることは罪なのか?
命はきっと空へ還るのだろう。
だから、光悲しみ空をみる。
世界はいつも無表情に輝く。
後悔と罪の意識。
もう戻る事の無い愛すべき過去へ。
まだ生きている。
歪み狂った世界にしがみつき。
自問自答を繰り返しながら。
暗闇に光が差し、いまだ届く事の無い手を伸ばし。
もがき苦しみながらも生きている。
光が消えてしまうまで。