Portraits at an exhibition

Portraits at an exhibition

女性ポートレート中心に撮っています。女性のもつ魅力やその人らしさが打ちればいいなと思ってシャッターを切っています。

画像の2次利用は所属事務所様、モデル様、撮影会様以外はご遠慮ください。 尚、前記の方ででご利用いただいた場合、ご一報いただけると助かります。
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久しぶりのエントリーです。さて表題の通りですがこの差を考察したいと思います

まずはこのカットから

What's Up?(DSCF4296)

恐らくポージングを変えれば自撮りに負けそうなカットですねw

 

で、このカットは自撮りではむりでしょうw

Wish upon a blue rose(DSCF0506-C1)

 

さらにこれは写真家とモデルを兼業していない限り無理でしょうw

White Day!(DSCF3836-C1)

 

さて、お分かりいただけましたでしょうか?

 

モデルさんの自撮り(セルフポートレート)には少なくとも僕は「かわいい」「きれい」には勝てません。

で、何故か?下手だからですwwww

では、先に進みませんのでどうしてモデルさんの自撮りが綺麗かということですね

 

 一番大きな違いは(撮影する)モデルさんの顔を見る回数なんですよね。勿論、写真家の感性(この言葉は説明にはふてきせつかもなんですが)にもよると思いますが、女性はメイクも含めて自分の顔を見る回数が写真家の比で無いような気がします。どうすれば綺麗に魅力的に見えるかで、メイクをし顔の角度を調整しということを繰り返し満足できるまで繰り返されてますね、日頃から。

ですので、ぱっとみて撮影して「かわいい」「綺麗」は自撮りに太刀打ちできません。見ている回数も時間も違いますから。

それでも、自撮りに負けない「かわいい」「綺麗」がとれる写真家さんはたしかにいますが、それは一般的に、この角度・この視線というどちらかというとポージングと角度で引き出している感じがします。ただ、ここでいう「かわいい」「綺麗」は造形的で、関係性はなどオミットしてます、念のため。

 

 さて作例に戻ります。

 とはいうもののセルフポートレートは難しくて、ポートレートの中でも撮影難度は高いカテゴリーに入るといわれています。

これは、ひとつは撮影時に、フレーミング、シャッタータイミングなどのコントロールが難しいというのが技術的にあるかと。

最近のスマホはそのあたりをクリアしているのでセルフィーがはやったのでしょう。

じゃあセルフィーで難しいのはどんな撮影か、ということで2枚あげてみました。

 これは写真家の技術よりの問題にも関係してくるところかと。

 

 はじめのカットはライティングとポージングの問題です。

 

 まずはライティングの問題。まあ、LEDなどの定常光だといろいろ工夫もできるのですが、ライティングは動いてしまうと再現性がなくなるし、ストロボなどだと確認できないのでなかなか難しいでしょうし、がっつりライティングの知識もいるので写真が本当に好きでないと難しいかと。かなり写真好きでないと難しい設定です

 次が両手を使うポージング。これはカメラを三脚などに固定しないとできないですし、タイマーに合わせての撮影になるのでセルフィーは難しいですね。

 

 さて最後のカット

 これはニーカットで引き気味に取っているんですが、これは写真家が撮る方がずっと手際がいいです。このカットでライティンッグを調整するのはかなりきつい。撮影してはカメラを確認するために動かないといけないし、光源調節してもまた立ち位置が動いてしまうので微調整が厳しい。またフレーミングと背景の位置関係も随分難しくなってきます。勿論、カメラも三脚に固定しなくちゃいけないし作業効率も極端に落ちるというw まあ、手間も時間も撮影規模も大きくなるので本当に写真を「撮る」のが好きでないと難しい設定ですし、これを平気で出来てしまうのは写真家ですよね。

 

 とまあ、自撮り(セルフィー)と写真家の撮影の比較を書いてみました。どちらもそれを超える工夫やノウハウがあればクリアできるかと思いますが、撮影の効率を考えたときに何かのヒントになるかもしれません。僕など寄りが好きなので、ついつい引きを撮らなかったりするのですが、こう考えて見ると引きの写真も撮っておかないとなぁとか思ってしまいます。

ということで最近RAW現像をCapture One(以下C1と略)こちらに変えました。なんといっても、Fujifilmが推薦していますし、結構対応にお金がかかったっとかw

まあ、フイルムシミュレーションの出来がカメラ内現像とほぼ一緒みたいなので導入しました。そこそこのお値段だったのでw Proのほうを購入。流石に中版で商業仕様を考えてあって肌レタは目からうろこでした。

 

さて、実ははじめのところで躓きやすいソフトなんですね、これ。

まずはカタログとセッションがわからないw まあこれはリンク参照してくださいねw

 

さて、ここで困るのがセッションやカタログを消去する場合

これ、マニュアルにも書いて無くって、結構海外のボードでも問題になっているようです。

ちなみにこんな感じ

今、SessionというフォルダーにC1セッションという名前で作成してあります。ちなみにC1 Session.cosessiondbはC1のシステムファイルです。

さていろいろいじってみてテストで作ったセッションファイルを消去するコマンドが見当たらない(滝汗

随分探したんですが、C1から直接カタログファイルやセッションファイルは消去できません。

でもリストボックスにこれが出て来てうっとおしいw

こういう場合は

1)自分が使うカタログを選択してアクティブにし

2)メニューをクリアをクリックします

その結果がこれ

ただし、メニューから消えたセッションやカタログはディスクに残っています。

こんな感じ

このフォルダーごと削除すればセッションやカタログは全て消えます(オリジナル画像はきえません)

もしも再度メニューの選択リストに表示したいのであれば、システムファイル(セッションなら.cosessiondb、カタログなら.cocatalogdb)をクリックして表示させればメニューに現れてきます

 

 

ということでこれを見つけるにえらい時間がかかったので備忘録的に

 

この夏、写真展に3つ出展します。ポートレートをもう一度考えるっていうシリーズです。

 

 僕的には、ポートレートはその人の人となりが写ればいいなと思ってきました。

今回はポートレートってアイデンティティを写すものじゃないかという切り口です。

 

アイデンティティって難しい言葉ですけど

要は

「あなたは誰ですか?」と聞かれて

「私は●です」と答える「●」の部分です。

 

●には名前かもしれないし、性別や年齢、職業かも知れないし今興味のあることかもしれない。

結局自分を説明する要素、というか十分条件の集合がアイデンティティだと思います。

さて写真で、アイデンティティをどう表現するか・・・・・

その答えとして今回の作品を出展しました。

写真展でないとみれない写真を出展いたしました。

会場でお会いしましょう。

 

 

1)「 キョウト・ポートレイト・ジャム・イン・ジャバウォック 2019 」 7月1日(月)~7月30日(火) https://annjuliaannjerica.com/jabberwock/exhib/2019_kpj.html … 

 

2)MODORIBASHI ART EXHIBITION 2019 7月13日-15日・20日-21日 

http://px.modoribashi.com/index.html#place … 

 

3)「 エニシモ写真展Vol.4 」 会期:7/18(木)~7/21(日)

  http://www.ps-enishi.com/enishimo/contents/top.html …

 

Days of flower(DSCF3866)