#213 立ち位置 11 | 心の赴くままに

心の赴くままに

これから先のことが不安、人生のどん底で身動きがとれない
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人生を最高に愛する秘訣をお届けします

今回のテーマとなっている「4,世界が変わる」

正にそれを実現するのが「立ち位置を変える」ことだと

考えています。

 

これは夢を叶える為だけではなく

人生のあらゆる場面で大事な事であり

私がこのブログで一番伝えたい事が正にこれなのです。

 

私自身#154に書いた様に

現実は何も変わっていないにも関わらず

未来を信じる「立ち位置」にシフトした事で

起こる出来事に対する見え方も捉え方も変わり

日常が大きく変わりました。

 

それまでは「不安」や「怖れ」から

目にする事や起こる出来事を見ていたので

更に「不安」や「怖れ」が膨らんでいましたが

 

未来を信じる「立ち位置」にシフトしてからは

不本意な出来事に対しても冷静に向き合う事ができ

今の自分にとって何がベストなのかという事を見極めて

判断する事ができる様になりました。

 

では「立ち位置」を変える為にはどの様な事が必要なのでしょうか。

 

前回のテーマである「3,自分の現在地を知る」の中で

徹底的に自己分析を行いましたが、正にそれがカギとなります。

 

今の自分が現在の「立ち位置」を選んでいる理由を突き止め

その理由にアプローチした上で、新しい価値観を選ぶ事によって

「立ち位置」を変える事が出来ると考えています。

 

「そうは言っても、いくら自分の未来を信じたとしても

世の中の仕組みがあるから、今の現状がある訳で

それが変わらない限りは、今の世の中の枠組みの中でしか

動きようがない」と思われるかも知れません。

 

しかしここに人間の「脳」のパラドックスが隠れているのです。

現状がそうだから「脳」がそう判断している訳ではないのです。

「立ち位置」によって「脳」がそういった状況を作っているのです。

 

どういった事かと言いますと

<ヒトや動物は、目に入ってくる光の信号をもとに

(中略)刻々と変化する周りの環境の多くを把握しています。

そうした溢れるような視覚情報の渦から必要な情報を取捨選択して、

脳は整合性のあるイメージを作り出してい>るのです。

(米国神経科学会雑誌:ザ・ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス

2012年2月15日号:電子版 NIPSホームページより)

 

何に対して整合性があるかというと、自分の「立ち位置」に対して

整合性のあるイメージを作り出しているという事だと考えています。

 

要するに「立ち位置」が変わると、脳の取捨選択する内容が

変わるという事です。「脳」の認識が変われば現実も変わります。

なぜなら、私たちは「脳」によって現実を把握しているからです。

 

以前、雑誌の「プレジデント」に

<「できるわけがない」と思えば、脳はその優秀なメカニズムを

動員して「できない」理由を考えはじめます>と掲載されていました。

 

出来ないという「立ち位置」が出来ない現実を作り上げ

出来るという「立ち位置」が出来る現実を作り上げる、

これは「脳」のメカニズムなのです。

 

前回のテーマで、自分にとって受け入れがたい事実や

目置背けてしまう感情としっかり向き合い

その上で、今 自分がどちら側に立っているのか

それがこれからの人生を大きく左右すると考えています。