#185 計画・立案 16 | 心の赴くままに

心の赴くままに

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では、分析後に

<A,「ありのままの自分に愛される価値がある」と感じる>

の達成度が2点以下の場合の進め方を

#167の例をもとに見ていきたいと思います。


#167の「なぜなぜ分析」で

「なぜ」を5回繰り返して出てきた理由が以下となります。

⑦-1(両親のケンカに対して自分は何も出来ずに耐えていたから)
⑦-2(両親がお互いの価値観を認める事ができなかったから)
⑦-3(母にとってその価値観が正しい事だから)

 

こういった背景によって、

自分の中にある定義や方程式が形作られ

影響を受けている事が考えられます。

 

この影響の外に出る為には、まずこれらの理由によって

自分の人生がどの様な影響を受けているかを知る事が

必要になります。

 

そこで、自分の人生で影響を受けていると思われる状況を

全てリストアップしてみます。例えば

・人の対立を見ると思考停止してしまい萎縮してしまう

・自分の意見と違う意見を言われると感情的になってしまう

・母の目にどう映るか気になって自由に行動できない

などです。

 

次に、その状況に対して自分にとって理想の対応を
イメージしてみて、それを書き出してください。例えば
・人の対立では、それぞれの立場を理解しつつも
どちら側に対しても適度な距離を保つ
・違う意見を言われても、自分の意見を否定された訳ではないので
相手の意見を冷静に受け止める
・母の価値観を尊重しつつも、それと同等に

自分の価値観も尊重して行動に移す

この様に理想が明確になった段階で、次の流れで
計画立案を進めて行きます。

 

a-1)条件反射から自分を切り離す動作を決める

a-2)理想の対応を具体的な行動に落とし込む

a-3)行動の期間を決める

a-4)達成の度合いを決める

a-5)評価方法を決める

 

上記の内容を1つずつ見ていきますと

a-1)については

 

人は身の危険が迫ると爬虫類脳の影響によって

反射的に体が動きます。(#46)

そして不快な状況に遭遇したとき、危機的状況と

脳が認識してしまい反射的に反応てしまう事があります。

 

また意識しないでいると

脳の情報伝達のパイプであるシナプスが

大きく育っている、今までと同じ行動や反応を

無造作に選んでしまう事になります。(#89)

 

それを回避する為に、不快な状況になった時点で

計画を実行する自分の立ち位置に戻ってくる

アンカー(錨)として、自分に合った動作を決めます。

 

例えば、「深呼吸する」とか「胸に手を当てる」などです。

自分に合った行動で簡単にできる事でれば何でも良いです。

 

その動作をする事で、動作に一時的に意識を向けて

動作に見合った感情を取り戻す事ができます。(#82)

 

「理想の対応」の中に、とっさの対応が無い場合は

この内容を省いて進めてください。