まるで暗闇の中にいる様な感じ＞になると書きましたが
私たちは「目にするもの」「耳にするもの」によって
将来に対する「不安」や「怖れ」を
抱いてしまうのではないでしょうか。
テレビやラジオのニュースなどは
自分の意志とは関係なく流れているので
無防備に「不安」や「怖れ」を誘発する情報に触れてしまうと
自分の思考や感情が、その内容に囚われてしまいます。
そんな時は発想の転換をして
プラスに捉える様にしています。
例えば、物価急騰のニュースを目にしたら
＜買う物を厳選して、少ない量でより自分が満足する品物を
選ぶようにしよう＞だったり
各地の紛争のニュースを目にしたら
＜大切な人と安全に暮らせている今の環境に
心から感謝しよう＞と思ったり
＜紛争が起こる歴史や制度、地理的背景を
一般的な方向からだけでなく、多方面からの情報を得て
それらが起こらない様に活動する人を支援しよう＞と思ったり
これは＃１７９の投稿にある
＜①今持っている「方程式」を変える＞ にも通じる所ですが
「不安」や「怖れ」をプラスに転換するキッカケに
する様にしています。
更には自分が「不安」や「怖れ」を感じた時に
いったい自分が何に「不安」や「怖れ」を感じているのか
その正体を明らかにする様にしています。
私が「不安」や「怖れ」を感じる時を分析してみると
1，状況を正確につかめていない
2，先行きが悪くなると決めつけている
この2つが主な理由でした。
そこで私の場合は、徹底的に現状把握をする様にしました。
状況を「見える化」（＃１６８）する為に
表やグラフを作成したり、必要な情報をネット検索して
印刷してアンダーラインを引いたり、
専門家の動画や講演会で情報を得る事で、
「不安」や「怖れ」の根本になっているものを詳細に分析します。
現状を詳細に把握する事ができると、把握する前と比べて
格段に「不安」や「怖れ」を回避する為の具体的な対策を
講じる事ができる様になります。
そうする事で、未来を変える行動に繋げる事ができ
先ほどの＜先行きが悪くなると決めつけている＞思考が
柔軟になり、未来の可能性を幅広く捉える事が
できる様になります。
今、普通に暮らせているのであれば
「不安」や「怖れ」の正体は未来の状況に対して
生じているという事になります。
「不安」や「怖れ」を直視した上で、状況を正確に把握し
望む未来に向けて行動を起こす事で、
＜「人間脳」の望みを目指してその間でバランスを取る＞
ことに繋がるのではないでしょうか