実家で飼っていた犬が死んだとき

母からメールが届いた

妻は枕元で犬の鼻息を聞いた


ずるいよこれ

泣いちゃうに決まってるし。


パラッとめくって

ヤバかったのですぐに閉じた


女の子が死んじゃうってのもダメだよな

反則! 反対!

幸せにして!


パコと魔法の絵本を思い出した

大貫かと思いきや

死んじゃったのはパコだった、みたいな。


一人の時に読んだら

やっぱり涙が。


死が近い職業も関係あるのかしらん。


いつでも会える/菊田 まりこ
¥1,260
Amazon.co.jp

いつでも会える/菊田 まりこ
¥998
Amazon.co.jp


実家に帰ったとき

家の裏に眠る彼を思って泣いた

「初めて彼の家に行くまで、私はあれほどたくさんの死をどうやってやり過ごしているのか、ずっとわからずにいた。「職業的に」数えようもないほどたくさんの死を見続けるということ。どうやって受け入れ、どうやって忘れていくのか。それともそもそもはじめから受け入れてなんかいないのか。私は一人であれこれと考えていたけれど、結果的にはそれらはすべて間違っていた。彼はいつも、とても長い時間をかけてただ静かに泣いた。時々目を開いて、じっと何かを見つめたりした。何も言わなかった。涙の粒が音を立てて床に落ちた。そして、それだけだった。」

妻のブログにそう書かれた