株式市場について。
前回、株の仕組みで説明した通り、株式市場は主に4つに分けられています。
1・東証一部
2・東証二部
3・マザーズ
4・ジャスダック
日経平均、日経平均先物、トピックス、といった指標をよく聞くと思いますが、これらは、これから説明する市場にある個別銘柄に依存しています。
例えば、日経平均とは、日経平均採用銘柄というものが存在し、それに連動して動いています。
この辺りの話は、また別の機会に詳しく説明します。こんかいは、個別銘柄がある株式市場についての説明になります。(※個別銘柄とはリンク?)
正直、どれも一緒だと思っている方もいるかもしれませんし、それをしって、何か意味あるのか?と思う方もいるかもしれませんが、実はめちゃくちゃ重要です。
この4つの市場について何も知らずに適当にやるのと、知っているのとで、雲泥の差です。
後々、技術的な話、実践向けな話、データの見方といったトレードについて教えるのですが、そこでこれを知らないと、つまずきます。
ここの説明をセミナーや、書籍で重要視していることはほとんどないと思います。
私も、トレード書籍をわかっているだけで約200万円分ほど買って読みましたし、有名なセミナーがどんなものか見に行ったことがありますが、まず重要視していないです。
確かに説明はするのですが、ざっくりとして終わります。
前置きが長くなりましたが、それだけ重要なのでしっかり落とし込む必要があるということを念をおして、説明に移ります。
※初心者の方にこの重要さ加減は最初伝わりにくいので、「こういうものか」「こういう違いがあるんだな」程度をとりあえず頭に入れるだけで結構です。
ある程度知識がついたら、又読み返すなり、上級者用の記事で改めて説明しますのでそこで理解を深めましょう。
まずは、全体的な特徴を箇条書きで説明します。
・東証一部について
銘柄数
全銘柄の約半分を占めています。(2020年現在約2000銘柄)
売買について 基本的に売買規制はありません。自由に売り買いできます。
※規制についてはこちら(リンク)
価格の流動性
市場の中で一番安定しています。大きな株価の変化が少なく、投資家に好まれます。市場の規模がでかいので、大きな金 額を持ったファンドが参戦したり、又は銀行や国が売買する銘柄がおおいです。(いわゆる大口)
約定について
約定(売買)に不利がつきにくい。
板(リンク)がしっかりしている銘柄が多く、価格が飛ぶことが少ない。よって、不利な決済になりにくいです。※理由については板で詳しく
※約定ってなに?って方はこちらリンク
・東証二部について
銘柄数
約480銘柄
売買について
一部と違い、空売り規制になる銘柄が度々見かける。買いに関してはほとんど規制なく売買できることが多い※空売りリンク
価格の流動性
一部ほどの安定感はなく、時には短期間で激しく乱高下する。しかし、大手は比較して安定している。
約定について 銘柄によっては、成行注文をしても狙った価格で約定できないことがある。
成り行き時に想定と違った価格で約定しやすい(スリッページ)が発生する※詳しくはこちら
以上が東証一部と東証2部特徴です。この2つの市場は、これから説明する市場とは違い、
比較的安定した相場になります。
これから説明する、マザーズとジャスダックは相場が全く違うので、よく特徴の違いを覚えてください。
マザーズ・ジャスダックのことを新興市場と呼んだりします。
新興市場は、最近できた成長株や、東証一部の条件を満たしていない市場銘柄で構成されています。
よって、東証銘柄より新興市場は比較的不安定な市場になりがちです。
マザーズ・ジャスダックについて
銘柄数
マザーズ約350 ジャスダック約700
売買について
ほとんどの場合、空売りが禁止です。基本的に買いしかできません。
また、時折規制が入り、新規信用建てが禁止されたら、大幅に保証金を必要とされる規制の対象になりやすいです。
※規制についてはこちら
価格の流動性
銘柄によっては、非常に激しく、値幅制限(ストップ高、ストップ)になることも珍しくない。(※値幅制限について)
とにかく短期間で価格が乱高下することが多い。
また、非常に売買の憂鬱が激しく、売買が盛んになったと思ったら、一気に沈静化しやすいといった特徴もある。
約定について
売買が盛んであろうが、なかろうが成り行き注文は安定しない。
時には狙った価格より1%以上ずれることもあり、成り行き注文でエントリーばかりしていると、それだけで多大な損失になることも。
また、引けなり注文をしても、約定しないことがある。
そのほかに、売買途中に特買い、特売りといった、過剰な注文が殺到し、狙ったタイミングで注文できないこともある。
(※特買い、特売り、大引けについてはこちら)
以上が株式市場の特徴になります。
個別銘柄をトレード、勉強するさいは、これらの特徴を基本に考えていきましょう。