in room#6

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音楽の事を書き綴ります。

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私は音楽が好きである。

もちろん聴くことも好きだが、演奏するのも創造するのも好きである。


楽曲を制作したり、楽器を演奏していてたまに思うことがある。

職業での音楽と趣味での音楽は自分にとってどういう意味を持つのか?


本来、私が音楽を制作するようになったのはリスナーとして、そしてプレイヤーとしての自我が強大になり、そのどちらも自分でなす事により、悦に浸るためである。

そこには、けっして商業的でなく、他人を満足させるために媚びたものでも、社会や世界、恋人や友人に向けられたメッセージもない。

つまり、いたって私的で自分のための音楽をつくりたかったのである。


そしてそれは趣味の域を超えてはいけない。

音響技術や、録音技術などは職業として成立する技術でもあるし、そういう仕事で生活していく術もあるだろうが、私の音楽を聴く生活自体が、集中して音楽を聴いたり、無音で音楽の事を考えたり、自分のタイミングをとても大事にしている生活なので(実際、一日に聴く量としては一般的な音楽の好きな人間の半分くらいしか音楽を聴いてないかもしれない。)そういった職業も向かないだろう。


犬がとても好きな人がとる大半の行動はなんだろうか?

ブリーダーになることだろうか?獣医師になることだろうか?たぶん、犬を飼うことである。

つまり犬と生きるという選択肢である。

犬が好きだからそれでお金儲けがしたいから、獣医師になるわけでもないだろう。

大半の獣医師は大好きな動物を助けたいという気持ちから、獣医師を続け、またその活動を継続するために収入を得る。

プロの音楽家も同じように、音楽で伝えたいものや喜びを伝えるために、伝え続けるために音楽で収入を得続けるのだ。

だが、音楽が好きな私は音楽と生きることで十分なのである。

大好きな音楽を好きなときに聴き、好きなときに奏でる。

そして自分のつくりたい音楽をつくる。



幸いにも最近ではとてもリーズナブルに質の高い音楽を作る録音環境が揃えることができる世の中になってきた。

一個人の自宅録音でプロに匹敵する音源を作ることもできるだろう(よりよい音楽をつくるために音楽で収入を得るプロもこうなってくると、よりよいライブをするためにライブをするようになるのかもしれない)。

これからも自分の音楽と生きるスタンスだけは見つめながら暮らしていきたいものである。