手に入れたと思っても
ずっと欲しかったものを手に入れたのに、それが叶った途端に嬉しさと悲しさがやってきました。願って願って手に入れたものが、願ううちに美化されてしまい、本当にリアルになった時にこんなものだったのかとガッカリしてしまったという…恋に恋をしているような感覚に陥ったのです。この歳になってもまだ妄想と現実のギャップに驚くなんてそして、願いが叶ってしまうと、途端にソレは輝きを失うのです。目標や夢が物という物体であったり、行動すれば得られるものならば、人は渇望していたものが手に入っ た、と確信できます。けれど求めるものが目に見えないものならば、そう。例えば感情ならば確信的な満足感は得られないでしょう。だから人は愛を求め続ける。それこそどれだけ願いの中で妄想しても、決して自分の手に、確かな手応えとして、触れられないのだから、ガッカリすることもないでしょう。手に入らないからこそ焦がれる、のはきっとそういうことなんだろうな。いつものように脳内がうにょうにょしてきたので寝ます。あぁ歪んだ感情の小説が無性に書きたい。