厨二病になってマイメロばっかり見て…色々とあり…中途半端に投げ出してた、ベタにおける遺伝子研究もどきの続報です。
前回のおさらいとして…
ベタの体表を見ると色の層があり、こんな感じで人は色をとらえています。
うちのベタは赤だなーと思う方は、虹色層など上の層の遺伝子がなく赤の層の遺伝子がガッツリあるよーという感じです。
【黒色二番目の層について】
黒色素胞と呼ばれ、多くの動物にあります…メラノ細胞なんて呼ばれてるアレです…
見た目はモヨモヨした形の細胞の真っ黒版…←こんなんです。
ベタではメラノブラック・カンボジアがこの層のカラーです。
【メラノブラック(略してメラブラ)の場合】
ブラックは突然変異した遺伝子から形成されメラニズムである黒色の領域を大きく増加させた色になります。
ブラックも全部で三つに分かれます…
正常な黒遺伝子⇒M
突然変異遺伝子⇒m
その他黒遺伝子⇒Mm …ジェノなんて呼ばれてます…
ジェノバじゃないですよwwww黒マテリアカラーですけどねwww
変異遺伝子(m)は、正常な黒色遺伝子(M)に対して劣性である。
メラノブラックが変異黒色遺伝子を持たない正常に産まれたとき、すべての子孫が多色のように見えることを意味しています。
これらの子孫はメラニズムの遺伝子を持っていて、メラノジェノ(Mm)と呼ばれますが、通常の多色体と区別することはできません。
両方の親が突然変異遺伝子を保持する場合、これらの劣性特性は子孫において目に見えるようになります。
鰭の部分には、黒いスポット(斑点)が密集して黒く見せているものと黒色の色素が幾重にも重なって深く濃い色を生み出しているもの、レース状のものがあり、野生と人工繁殖では異なるとされています。
これらの原因はメラノ細胞が余分な接着タンパク質を有することを示しているとされ、1つの仮説では、このタンパク質がメスの不妊症の原因であるということです。
メラノブラックのメスは正常な他のメスのように産卵の過程で卵を産みますが、孵化過程で何かが起こり、受精卵が破裂します。
ちなみに何がおきているのかは不明…
簡単に言うと黒×黒
では無理ってことのようです。
壱:ジェノ100%
弐:メラブラ50%・ジェノ50%
参:メラブラ25%・ジェノ50%・ノーマル25%
四:メラブラ100%
ほとんどすべてのメラノブラック(mm)のメスは繁殖力がないので四は、あくまでも理論上…
その際に、用いられる色はメスが青の場合が多いですが、この場合は青ならどれでも良いわけではなく、スチールがお勧めとの事…
F1世代のメラノ - ジェノ(Mm)
からのF1世代の魚を一緒に繁殖
F2世代にはメラノブラック(mm)が戻ってくる可能性あり。
黒いレースカラーの魚は、東洋の非赤から生じたと考えられています。
黒いレースの魚の鰭の端は、透明であるかセロハンの色で、特にアマチュアの愛好家は、黒いレースとメラノのレースを混同しないように注意する必要があります。
黒いレースとは異なり、メラノのレースはまだ非常に暗い黒または青黒の体色を維持し、遺伝的にノーマルでメラノブラックのように、黒いレースは通常の暗い色に劣性です。
黒いレースと呼ばれている鰭部分もメラノブラックとは少し異なるようで…比較の写真がないし、細胞の写真もないから…もう、よく分からんwwww
クリアフィンに黒が混じってるのはメラノブラックじゃなくてバイカラーのような印象…
黒に見えているだけで実際にはメラノ細胞ではなくて濃い色がちかっぱ重なって濃く深い色になっちゃった感。
黒の定義が実際の魚を見ても曖昧な部分があって…面倒になりました。
イメージ的には…こんな感じ?…合ってるかも不明だけど…雰囲気(笑)
黒…興味ないのでここまで(笑)
うちのナルが非ブラックレース…黒に見えるんだけど…実は超濃紺色…
【カンボジアの場合】
ボディが肌色・フィンが赤!
これが伝統的なカンボジアレッドという分類で、パッと見なぜ黒色素胞に分類されているのか謎…カンボジアの形質は劣性形質でカンボジアブルーとかいうのもいるらしいです。
あ、うちの秋水がカンボジアブルーか?
鰭が最近ちょっと青みが強くなってきた…
でも大理石カラーかもしれない…昨日…テトラの残りを食べた…共犯者。
もちろん、こいつは最近超気まぐれなので人工水草に突きささって出てこないか、人工流木にかくれてるので…過去写真で間に合わせ。
カンボジアの遺伝子は色のついた鰭を持ち、体の色が無色または大きく減色する傾向にある…遺伝子の引き継ぎ方はブラックと同じなので割愛。
ただ、同じメスでもメラブラと違い繁殖としては問題がないタイプ。
【ブライトの場合】
黒色素胞では、ほぼ赤なブロンド・ブライトがあります。
正直、コレをみたら赤でしょ?となりますがwwww
ブロンドは(カンボジアと黒の間の)体に黒色の濃度低下を示しています。
ブロンド形質の原因となる突然変異は、正常な黒色遺伝子に対して劣性。
パステル、黄色、不透明のようないくつかの色は、ブロンド遺伝子と関連してますがし、ブロンド遺伝子は、黒、スチールブルー、レッドなどの他の色と組み合わせて見ることもできます。
ブロンドブロンズはシルバーが目立ち、ブロンドブラックは淡く、 通常の暗いレッドよりも、鮮やかな赤色になります。
まだ、虹と黒の二層分の色ですが…すでに黄色・白以外のカラーパターンが出るような感じです。
自分の飼ってるベタの色の・・・・
というか納得しただけ(笑)
掘り下げたら収集が付かない気がする…
↓これまでの報告
とりあえず飽きちゃったので…他は迷宮入りです。
本日…テトラが全て捕食されました…
完全に生きた魚の味をしめてしまった