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データベース管理システム

データベース管理システム(DBMS)は、コンピュータ上のデータを複数の人間が同時に利用でき、データの不整合などに強く、不正アクセスなどへの対策がされた環境で扱うという目的のために、開発されたソフトウェア。

記録するということ

人が何かを記録したいと思うのはどんな場合か?

(1)テレビの料理番組で紹介しているレシピを後でつくりたい場合
(2)自分の有給休暇を取る日を職場のみんなに連絡したい場合
(3)役所が自分の担当区域に住んでいる人の氏名や人数を把握したい場合
(4)子どもにお使いを頼みたい場合
(5)Webサイト運営者が自分のHPに一日にアクセスした人の数を知りたい場合

その場合、どんな手段で記録するの一番いいか?

(1)利用する人数:1人 求められる正確性:誤字脱字があっても読めればよい コスト:0円 ⇒いらないチラシの裏に鉛筆で書く
(2)利用する人数:数十人くらい 求められる正確性:日付が間違ってたらいけない コスト:数万円くらい?⇒職場で共有のホワイトボード、EXCELシート、サイボウズofficeなどのグループウェアに予定を記入する。
(3)利用する人数:数千人~数百万人 求められる正確性:少しの誤字も許されない コスト:数十万~数千万?⇒商用のデータベース管理システムを利用する。職員の全端末から同時に利用しても処理できる。入力の妥当性 の判断をしてくれる。職員以外がアクセスしても見られないように、セキュリティ対策ができる。トラブルの発生時 にデータが消えてしまったりしない。
(4)利用する人数:2人(お母さんと子ども) 求められる正確性:読めればいい コスト:0円 ⇒ 新聞屋さんにも らった電話メモを一枚破って書く

データベースとは?

データベースとは現実世界で起きているものごとをコンピューターで保存管理し、加工するためのソフトウェアです。
現実をコンピューターで扱うことを考えた場合、コンピュータで100%忠実に表現するのは無理なので、対象を分析し、その特徴の中から利用目的に沿った都合のいいものだけを抜き出してモデル化することになります。
例えば、現実の人間は、名前、性別、住所、電話番号、身長、体重、出身地、職業、肌の色、趣味、好きなスポーツなど無数の特徴からできていますが、住所録という利用目的のために、現実の人間のモデルをコンピュータの中に作ろうと考えた場合、名前、住所、電話番号だけで充分だ、ということになります。この名前、住所、電話番号のことを『属性』、実際の値(山田太郎といった名前など)を『属性値』と言います。