天井の次は壁、リフォームの基本は上から下だそうです。
その3はもちろん「床」ですね。
さて、壁の洋室化はDIYリフォームでは盛んに議論されるネタの一つだと思います。
ざっと、
- 大壁にして壁紙
- 真壁でシーラーなどで下地を固めて壁紙、もしくは塗装
- 真壁で珪藻土や漆喰
- 真壁で石膏ボードorベニアを貼って壁紙
といったところでしょうか。
前にも書いたと思いますが、当時の私は上張りなど部屋を少しでも狭くする方法に抵抗があったので、大壁は除外。
(今では抵抗ないですw)
そのまま壁紙を貼るのは将来的な不安、珪藻土や漆喰は技術的な不安、でそれぞれ避けました。
それに、古屋再生の先輩方のブログを拝見していると、真壁のまま合板を貼るケースが多いように思います。
私もその方法をマスターしたい!
試しに5mmくらいのベニアの端材をタッカーで打ち付けます。
電動タッカーごときでは歯が立たず
インパクトで留めようにも、砂壁自体はもちろんビスが効かないので、柱を利用するくらいしか思いつきません。
こんな真壁があったとして
こんなんであってる?
これじゃダメですねw
最終的に、ワンバイ材で枠を作って、4mmのベニアを貼り付けました。
タッカー大活躍
こんな感じ
中の空洞には2cmのスタイロを入れました。
いろいろとデタラメな方法ですが、強度的には問題ない壁ができました。
ここは枠にしてませんが、まあこんな感じの施工
当時やりながらも、こんなやり方する人おらんよなぁ、と思ってました。
後に他の部屋で壁を解体する機会があり、「壁の中」を実際に見ることで理解が進んだように思います。
砂壁自体にビスは効きませんが、砂壁を支える下地がどこかにあるはずなんです。
間柱なり、木摺(胴縁)なりを見つけて、合板をそこに留めればいいわけですね。
多分こうすればよかったんです
経験の順番によって変わってくるところもあると思いますが、私の場合はこういった試行錯誤が後に壁の中を覗いたときの理解に影響を与えてくれました。