旧暦ライフを楽しむ

旧暦ライフを楽しむ

タイトルは旧暦カレンダー作者の第一人者の松村賢治氏にいただきました。いよいよ我が人生の3ラウンドが始まります。

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本日は鳥栖ほっと館のストレッチの日。最初にみえたクライエントさんから大切なことを学ばせてもらった。

小3の次男が学校から帰ってきたらカバンを放り投げ、荒れ出しました。叱ったらコタツから出てきません。とうとう頭にきて頬を叩きました。するといよいよ反発してどうしてようか分からなくなってしまいました。気づくと右腕が上がらなくなっていました。

ストレッチが終わると落ち着かれていました。どうして息子さんはそこまで?

兄が小5で書道の優秀賞をもらったので、僕は小3でその賞をもらうんだと毎日努力してたんですが、当日調子が悪く力をだせなくてその賞をのがしたんですね。それが悔しくて、ああいう態度にでたんだと思います。

凄いですね‼ でもお母さんはそこまで分かっていながら、どうして一発?

余裕がなかったんです。

今なら何と言ってあげますか?

頑張ったね。頑張ったから悔しかった気持ちが出てくるのよ。悔しさを体験できておめでとうって言ってあげます。

それを側で聞いていた90歳の母がしゃべりはじめた。

自分を好きになることを今、ここで教えたらどうでしょう。それは、自分で選んで、自分で判断し、行動すること。私は小3で父を亡くし、貧しい家庭で育ってきたんだけど、母は私にそんな生き方を教えてくれました。

だから戦争中も、戦後の混乱期も、今腰が曲がって身体が不自由になっても楽しく生きることができているのだとこの歳になってわかるようになりました。

聞いていたクライエントさん。

分かりました。息子に、怒った時に書かせます。喜んだ時に書かせます。そしてそれがあんたの書だと認めて褒めてあげます。そこでは兄が小5で優秀賞をもらったことなど関係ありません。

私は腕はまだ痛みますか?と聞くと、

忘れてました。

この一言で三人は大笑いしました。

医療の本日はこんなところにあるのだと思った一日だった。

写真は89歳の時に描いた母の絵です。ほっと館に咲いていた牡丹です。
初春のお慶びを申し上げます。新年あけましておめでとうございます。

今日から旧暦に基づいた生活が始まります。太陰・太陽暦のことを旧暦と言います。月と地球が織り成す自然現象と共に毎日を楽しみましょう(^O^)

旬のもの
クワイ・カラシナ・長芋・モヤシ・ハッサク・シジミ・ブリ

釣り
マス・コノシロ・サヨリ・タコ・シラウオ

白梅・春蘭・あんず・椿

ちなみに昨年2013年の春節は2月10日。今年より10日間も遅いのです。ということは今年は春の訪れが10日間も早いということなのです。

巷では今年の冬は異常暖冬という声が聞こえますが、旧暦からいうと全く道理にかなっています。だって今日から春なんですから。春の訪れを毎日感じたんですよ。

私たちは人間の作った価値観で生き急いでいたんです。第二次、三次産業の発展の過程で忘れちゃったんですね。自分が自然の一員であることを。スローに行きましょう。

部屋の壁には友人の旧暦スト、松村賢治さんの旧暦カレンダーを貼っています。
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