前の話になりますが、7月末の猛暑真っ只中に奈良へ家族で遊びに行きました。
まずは大仏を拝みに行ったのですが、道中そこら中にいる鹿に子供たちはキャーキャーと大喜び。
本堂へ着くと、さっきまでとはうってかわって薄暗い雰囲気に、恐る恐る私たちの後ろをついて来ます。
ようやく大仏の前へ到着すると、ヘェ〜という感じであまり興味が無い様子。
子供たちは大仏よりも、さっきの鹿にエサをやりたいようで、『よし、じゃあエサあげに行こか!』と言うと『やったぁー!』と大盛り上がり。
私はこの時知っていました…おとなしい鹿たちがどうなるかを…。
そして鹿せんべいを買いに次男(9歳)を売店へ向かわせると、あきらかに鹿たちの眼つきが変わり半径10mにいる2、30頭の視線が一気に集中しています。
なにも知らない次男がせんべいを受け取ると、一斉に鹿たちが目標に向かって駆け寄ってきました。
やっと異変に気付いた次男は、今まで見た事の無いほどの俊敏さでせんべい全てを放り捨て、はるか彼方へ逃げて行きました。
その一部始終を見ていた妹たちも一気に青ざめ泣きわめき、私によじ登ってきました。
それ以来、悪さをすると『鹿公園連れて行くで!』が効果抜群の叱り文句になりました。