皆さんこんにちは。
一番好きな郷土料理はきりたんぽの渡辺輝です。
今日は最近見た映画 ミッドサマーのレビューをしたいと思う。
といっても、開幕20分しか見てない。どうにかなりそうになったから、途中退席した。

出るときにもどんどん映画の雰囲気が不穏になり、自分が財布、スマホ、アップルのイヤホンをもっていることを確認している間にも嫌な予感が増してきた。途中で出たのは僕一人だった。じぶんを三人称視点でながめることができ、青いスーツを着た楽器ケースを担いだ男がスクリーン前を横切るときにはちょっとした見ものだった。





OK、レビューをする。
まず前提として言っておきたいんだけど、僕あれがホラー映画だって知らないで観たから。
ワイスピとかみるノリで行ったもんね。
その後予定があったから時間つぶしの感じでみたら、いかれるかと思った。
友達のインスタのストーリーに「これ見たいな~♪」みたいに書いてあって、ふぃ~そんな映画があるんだーと思って気軽に見始めた。


16時にみたナイトメアだった。


あと、この映画にネタバレなんてものは関係ない。
いまから開幕20分までにみたもの、感じたものを書くけど、あの不穏さをいえるほどの文章力はないから。

じゃあ始める。
まず、あらすじなんだけど、そこに関してはネタバレサイトを参照してほしい。


読んだ?よし、次いこう。
ちょっと無責任だなと思わないこともないけど、結局のところ、開幕20分で離席する人間にはストーリーなんてあってないようなものなのだ。

まず映画の雑感なんだけど、これは

精神不安定×薬物×宗教儀式

という成り立ちになっていると感じた。
始めに、ダニー(以下主人公)の身内に不幸が起こる。
抗不安薬に頼る。孤立感は強く、また彼氏も真面目に対応してくれない。
そして彼氏とその男友達たちは論文を書くためにフィンランドの奇祭に参加することにする。
彼氏と別れることも考えている主人公だが、数少ない心のよりどころである人が離れるのは我慢できないので、自分もその祭りに行くことを決めたようにみえた。
それで、男4-5人(忘れちった)と主人公で行くことになるんだけど、その前に一度行くメンツで集まるのね。
その時に男連中が「ちっ、女も来るのかよ」みたいな空気感だし、あとふいに一人の男が主人公に身内の不幸を思い出させる。
主人公は嫌な思いがフラッシュバックし、トイレに駆け込み、そのままシーンはフィンランド行きの飛行機内にかわる。

もう、
ずーっと音楽がこっちの不安感をあおってくるのね。それがもうね、耐えられなかった。
一瞬流れるとかじゃなくてずっとキモいからね。
人間向けの映画じゃないよ。

それで、一行は祭りの会場入り口に着き、薬物をやる。
主人公はドラッグの影響で体に草が生えたり、木がうねって見え、人々が自分のことをわらっているように感じてくる。
この点において、僕はとくに誇張されたとか、あるいは疑問をもったりはしない。薬物ってそんなもんだ。

でも、主人公の世界に対する拒絶感が音楽、カメラワークを通してよく伝わってくるのが、
たまらなく不気味だった。

そして主人公はまたトイレに駆け込み、6時間ほどぶっ倒れる。
このあたりで僕は荷物の片付けを終え、離席のタイミングをうかがった…


注意すべきところなんだけど、この映画は別に宗教の話じゃなくて主人公の気持ちに焦点をあてたものだと感じた。
さっき書いた

精神不安定×薬物×宗教儀式

というのがこの映画の軸になっていると思っているんだけど、
別に主人公の彼氏ら男たちからしたら

宗教儀式

オンリーなのね。
ああ、
やべえ宗教もあったもんだな、
サイコな祭りだな、
という映画ももちろんあると思う。
でもミッドサマーは

精神不安定×薬物×宗教儀式
という

歪み×歪み×歪み

の三重の見せ方で、主人公の心を移している。音楽も、カメラワークも、出てくるもの全部そう。

ちょっとひねった言い方するけど、僕らがミッドサマーでみるものは主人公ダニーの認知だ。
現実世界ではない。


僕らがミッドサマーでみるものは主人公ダニーの認知。


これがいいたくてこの文章を書いた。

心よわって薬で頭やられてんだ、変なものもみるわな。

精神不安定×薬物×宗教儀式
と自分で書いておいてなんだけど、僕は宗教儀式の部分に入る前にシアターを出たため、そこに関してはしっかりとみていない。映画のパンフレットでそういうふうになっていくと見ただけである。
しかしそれまでの要素でかなり不安をあおられた。それ以上は、たえられない。

もしここがレビューサイトであれば、星5つをつける。
「不安感」についてこれほどまでに見せつけられたのは初めてだからだ。