登場人物

 

  魔王   レイ

 

  ミナ   スー

 

レイのラボに  そいつはいきなり現れた 

 

「あたしは魔界を統べる者 つまり魔王よぉ あら 誰もいないのかしらねぇ」  

 

声に気付いたレイが出て来た 

「誰だ?  ってテルじゃないか 何のコスプレだよ?」

 

「あら あたしはチェルじゃないわよ 正真正銘の魔王よ」

 

「はぁ?  何言ってるんだお前  頭大丈夫か? 私は忙しいんだよ 

ふざけてるんなら帰ってくれ」

 

「ちょっとぉ! あたしは魔王だって言ってるでしょ 見てなさい ほらっ」

魔王と名乗るその女は全身に凄い量の紫色のオーラを纏って見せた

空間が歪む程の 凄まじいオーラだった

 

「うあっ!  分かった分かった あんたは本物の魔王のようだ 

そのオーラを引っ込めてくれ」   (それにしてもテルにそっくりだなぁ)

 

「あら 分かってもらえたようね」  魔王はオーラを引っ込めた

 

「で、魔王が直々に出向いておいでとは  どのような用件なのでしょうか?」

「この間うちのノエが来たでしょう?  色々お世話になったそうで 

まずはそのお礼が言いたかったのだけど 今日はミーナちんとスッちーには

会えるかしら?」

「?ミナちゃんとスーの事ですか?」

「そうそう その子たちよ」

 

「じゃあちょっと聞いてみるわねぇ」  (…おっと つられた)  レイは ミナと通信した

 「あぁ私だ レイだよ 

急で悪いんだけど今からこっちに来れるかな?  君達に 会いたいって人が来ててね 

そうか  じゃあスー君も一緒に うん 悪いね   じゃあお願いね  ハーイ …

すぐに来てくれるそうです」

「まぁ それは良かったわ やっぱりいい子達だわねぇ」    

「もう1人呼ぶからちょっと待って下さい」   

「了解よ」  
 

今度はテルと通信した
「あぁ私だけど  あのな…レイだよ! イチイチ言わせんな!   それで実はな

あーしてこうしてどうしてそうして…そう言う訳なんだ 

今からこっち来られるかな?  そうか じゃあ頼む」 

 

「お待たせ それでちょっと気になるんですが 魔王は魔界でも

そう言う喋り方なのですか?」

「いいえー こちらに来るので 慌てて習得したのだけれど 何か変かしらねぇ」

「変て言うか なんでオネェ言葉なのかなと思ってw」   

オネェが何か知らないけど 意味は通じているのでしょう?」

 

「それは問題ないですが まぁいいやw それで こっちに来た

本当の目的は 何なのです?」   

 

「ノエがねぇ 絶対に同盟関係になるべきだってうるさくてねぇ

実際どうなのかあたし自身で見極めに来たのよぉ」

「成る程 ちょっと確認なんだけど  同盟関係となるとお互いに利益になる事 

ウィンウィンな物が必要だと思うんだが  何か要求はあるんでしょうか?」

「それはねぇ 平和よ お互いにを尊重して 争いを起こさない事が  何よりの願いよ」

 

「それはこちらも同じです まずは友好関係の樹立だね それともう一つ 

こちらの世界では  昔から魔族は厄災をもたらすと言われているんですが 

その辺はどうなのかな?」 

 

「それは誤解よ あたし達魔族とは魔力を持つ者 まぁ確かに厄災をもたらす程の

力はあるのだけれど  こちらから仕掛けたりしないわぁ」

 

「そうかぁ  じゃあ何でそう言われて来たんだろう?」

「う~ん多分あれよ あたし達と似た魔力を使う悪魔属の事よ 

あいつらはたち悪いわよぉ」

 

悪魔属とは仲間じゃないのです?」
「まさかぁ あいつらは意味もなくいきなり仕掛けて来るのよぉ 

もう本当 大っ嫌いよ!」

 

「そうでしたか 同じ魔族でも色々なんだな その話しは分かりました 

疑ってすいません」

「あら誤解が解けたのなら良かったわ」

 

「じゃあこの世界を色々見て回って  欲しいと思う物があったら教えてください」

 

「了解よぉ あの子の時みたいに あの二人に案内してもらえるのかしら?」

 

「いえ 今回はもっと適任がいるから そいつにやってもらいますw」

そこにミナとスーが来た

 

「レイさんこんにちは!  あれ ネェチャン?  レイさん 会わせたい人って

ネェチャンなんですか??」

「いや この人はテルじゃないんだよ  どこから見てもテルだけどなw」

 

「あら あなたがミーナちんなの?」

「はぁ…私がミナです ミナっちって呼ばれてます」

 

「そちらはスッちー?」

「え? 私はスーです スーちんて呼ばれてますよ~」

「あぁ ミナんちゅと スイッチョンでいいのかしら?」   もはや別物…

 

「こちらはね 魔界から来た魔王様なんだよ」

「え!?  魔王様?」

「この人がノエちーが言ってた魔王様なんですか~?」

 

「そうよぉあたしが魔王なのよぉ この間はうちのノエが随分お世話になったそうで 

お礼を言わせてね ノエったらあれから2人の事ばっかり話してるのよ 

あんなに嬉しそうな顔で話すあの子を見たことないわ もうねぇ友達が出来た 

友達が出来たって それはそれは自慢げに  あら 喋り過ぎたかしら」   

 

「いえ 大丈夫ですよ(^_^;)  でもお礼なんてそんな  私とスーちんも

良くノエちーの話をしてるんですよ 早く来ないかなって(^_^)」

 

「そうね もうちょっとしたら来れると思うんだけど あの子も色々と忙しくてねぇ 

今もあたしがいないから  留守番してるのよぉ」

 

「ノエちーって~向こうでは何してるんですか~?」

 

「あの子は魔界ナンバーツーだから あたしの補佐として色々やってるのよぉ 

この前もあたしを喜ばせようとして 1人じゃ駄目って言ったのに 

ちょっと目を離したら  こっちに来ちゃって  もう心配ったらなかったわぁ」

 

「まるで無鉄砲な子供の母親みたいだね 魔王様はw」

「あら ノエはあたしの娘よ  言ってなかったかしらねぇ」

 

「えー!ノエちーって本当に王女様だったんですか!?」

「そうよぉ あたしが言うのもなんだけど 良く出来た子なのよぉ」

「うんうん ノエちーは良い子でしたね~」

 

「あらやっぱり?  スイッチョンも解ってるじゃない^^」

「確かに素直だったね それ話して大丈夫なのか?って事もペラペラ喋ってくれたしねw」

 

あらまぁ(^_^;)