登場人物

 

     ノエ

     ミナ

    スー

 

にゃ~ははーw  

何やら祭りをやっておるようじゃのぅ  

これは我にピッタリではないか 面白そうなので戻って来たのじゃ(≧▽≦)

 

ストーリーとか脈略とかそういう事は言うでないぞ  

イベントは待ったなしなのじゃ 出遅れてはもともこもないのじゃからな  

う~ん だから急に出て来て悪かったのじゃ! (>o<")

 

ミナっちとスーちんに教えてもらったんじゃが 

トリックアートリート と言えば お菓子がもらえるそうじゃな 

良い祭りなのじゃ(≧▽≦)

 

この格好で歩いておると やたら視線を感じるのじゃ 

一緒に写真を撮ってくれとせがまれる時もあるのじゃぞ 

なかなか楽しいのぉ

 

我にとってはいつもの格好なんじゃが   「クオリティー高いねー」

とか言われるのじゃ 

まぁ本物じゃからのぅ 

誉められて当然じゃ

 

「ねぇノエちー 今度コスプレ大会があるんだけど 出てみたら?

優勝間違いなしだよ!」 

 

「なんじゃそれは?

面白いのかのぉ」 

 

「優勝するとね~ お菓子詰め合わせと~ お食事券がもらえるんだって~」 

「おぉ それはいいのぉ!そなた達も出るのじゃろ?」  

 

「私達は出ないよ コスプレとか出来ないもん(´ 3`)」 

「人前に出るの苦手なんだ~(((^_^;)」  

 

「何を言っておるのじゃ 皆で出なければ意味がないじゃろう 

勝つのも大事じゃが 何かを成し遂げる事も大事なのじゃ」

 

「3人で出ないなら我も出ないのじゃ(`ヘ´)」 

「え~ノエちーめんどくさいね~」 

「まさかの逆指名 どうしよう

スーちん」

 

「なんかね~チーム参加ってのもあるみたいだよ~ それなら出てもいいかな~(~_~;)」  

 

「3人一緒なら出てもいいかなぁ 振った私がバカだったー(´Д`)」

 

「うむうむ!よいぞーそれでこそ友達じゃ 

楽しもうではないか(  ^-゜)♪」 

 

「チームはテーマを決めてやらないとダメみたいだよ」 

 

「テーマか~ 何がいいかな~」 

 

「我と同じ格好でよいじゃろ?」

 

「でも同じ服なんて作れないよ」 

「我を誰だと思っておる 本物の魔法使いじゃぞ 何の問題もないのじゃ(´∇`)」    

 

「え~その服着るの~?なんか恥ずかしいね~(((^_^;)」  

「かなり勇気いるよね(^_^;)」  

 

「何を言うておる 魔界ではこの服を見ただけで 皆が崇めるのじゃぞ」  

 

「魔界ではそうかもしれないけど こっちでは…ねぇスーちん」 

「コスプレ大会ならウケそうだけどね~」 

 

「ならよいではないか ほれ 早速着てみるのじゃ」   ボンッ!

 

ミナとスーの服がノエと同じくなっていた 

 

「うむ!2人とも良く似合ってるおるぞ!」 

「え~ 凄く恥ずかしいよ~」 

 

「いきなり?うわっ無理 これ無理だよ 他のテーマ考えよ 元に戻してノエちー(>_<")」  

 

「う~む…そこまで嫌とはのぅ 全く理解出来んのじゃ しかし無理強いも出来んしのぉ ならば3人で写真を撮るのじゃ」 

 

「え~ 一枚だけだよ~(>_<")」 

「恥ずかしいから早く撮ろう(^_^;)」 

 

中々に笑える写真が撮れたのだった w

 

「ならば どんなテーマにするのじゃ?」 

「ファンタジーとか おとぎ話に出てくる物にしようよ」 

「私はね~ 雪女がいいな~」 

 

「私は森の妖精とかやりたいな」 

「妖精ってお化けじゃないけど いいのかな~?」 

 

「人間じゃないから いいんじゃない?イタズラはしそうだし(^^)d」  

 

「何の事だかサッパリ分からんのぉ 我にも分かるように 絵に描いて見せるのじゃ」 

 

「私の雪女はね~ こんな感じだよ~」 スーはスケッチブックを取り出して そこに絵を描いた 

 

「やっぱりスーちんは絵が上手いねー」 

「へへ~ 絵だけは自信あるんだ~」

 

「うむ スーちんは こんな感じかの」 ボンッ 

 

「うわ~ そうそう まさにこれだよ~ ノエちー凄いね~」 

「なんのなんのじゃ^^」 

 

「スーちん 私のも描いて 服はこんな感じで 色はこうで 蝶かトンボみたいな羽根も欲しいな」 

 

「えっと~ 色はこうで 羽根はこうかな~」 

「うんうん そんな感じ あとねー 触覚みたいなのもお願い」 

 

「触覚か~ えっと~…これでどう?」 

「凄い!スーちんは天才だねー( ・∇・)」 

「え~ そんな事ないよ~」 

 

「どれどれ?ほぉ 

フェアリーではないか では ミナっちはこうじゃな」 ボンッ 

 

「おぉぉぉ 凄ーい ノエちーも天才だねー( ・∇・)」 

「なんのこれしきなのじゃ テヘッ」  

「じゃあさぁ せっかくだから ノエちーも違う服にしたら?もっとカワイイ服にしようよ」 

 

「うんうん カボチャをイメージした服で~ こんなのはどうかな~?」 

「おぉぉ いいねー ノエちー この服にしてみてよ」 

 

「我はこのままでいいのじゃ」 

「そんな事言わないで ほら 着てみてよ」 

「う~む…あまり気乗りはせぬが 着てみるかのぉ」

 

ボンッ 「こんなもんかの」  

 

「いいね~ 似合ってるよ~」 

「カワイイ この世界の服も似合うじゃない 今度色々着てみてよ」

 

「にゃ~ははー まぁワレに似合わぬ服などないからのぉ(´∇`)♪」 

 

「ミナっち~ 調子乗っちゃったみたいだから どんどん着せてみよ~」コソコソ 

 

「そうだね チッチャイ子が着てる服とか着せてみたいねΨ(≧∇≦)Ψ」コソコソ 

 

「ん?何をコソコソ言っておるのじゃ?はっきり言うてみぃ」 

「どんな服が似合うか話してたんだよ(^^)d スーちん どんどん描いてみて」

 

「本気で描いちゃうよ~

φ(゚∀゚ )」  スーは色々なデザインの服を描いた 

「いっぱい出来たねー どれもいいよー」   

 

さて 話しはとんで コスプレ大会改め 仮装コンテストに出場した3人は 

決勝まで進んだものの

やはり強豪には勝てず 

優勝は出来なかったが 

審査員特別賞を受賞し トロフィーとパンプキンケーキ  ブルーベリーソース 仕立て と言うものをもらって 

ノエは上機嫌だった 

 

「これは色からして美味そうじゃのぅ 出てよかったのぅ(^∇^)」

 

また話を戻して スーがノエに着せる服の絵をいっぱい描いた 

と言うところから再開します 

なんでこうなったんだっけ?  

 

「ほらノエちー この服なんて凄くカワイイよ」  

「ほうほう こっちの世界ではこういうのが人気なのじゃな」 

ボンッ 

 

「キャハッ カワイイね~ 頭ナデナデしていい~?」  

「ダメじゃ 我は子供ではないのじゃぞ!」  

 

「そんな事言わないで ほら カワイイねぇ」ナデナデ 

「カワイイね~」ナデナデ 

「やっやめんか! 我は子供ではないと言っておるじゃろう 

(*´∀`)」ゴロゴロー

 

「あれ~ ノエちー 猫みたいにゴロゴロ言ってる~」 

「なっ 何の事じゃ!?」ゴロゴロー 

 

「頭なでるとこうなるんだね!

カワイイ(≧∇≦)

恥ずかしい事じゃないんだから 隠さなくていいんだよ(^_^)」  

 

「ほらノエちー 楽にして~」 ナデナデ 

「むうぅ…(*´∀`*)」 ゴロゴロー  ゴロゴロー

ノエはそのまま コテンと寝転んでしまった 

「にゃ~はー にゃ~はー」

(*´∀`*) ゴロゴロー ゴロゴロー 

ノエはされるがままにしていたが ( ゚д゚)ハッ!と我に返って 

 

「いかん!危うく落ちるところじゃったわ!」

 「落ちるって?どうなるの?」 

 

「我は頭をなでられると 気持ち良くなって 陶酔してしまうのじゃ  下手をすると  

そのまま暫く動けなくなる 

それを落ちると言うのじゃ」 

 

「そうだったの?意外な弱点だね」 

「カワイイ弱点だね~」  

「じゃから やたらに頭をナデナデしちゃ駄目なのじゃ(>_<")」 

 

「でもどうしてそうなるの?

魔族の人って皆なるの?」 

「我の父上は獅子系の獣人だっのじゃ 猫系ではないぞ 

獅子系じゃぞ!」 

 

「そこはこだわるんだね(^_^)」

 

「当然じゃ 獅子は猫のように

媚びを売ったりせん 

孤高の存在じゃからの 

我の父上も誇り高き人だったそうじゃ」  

 

「獣人て~ 頭が獣なんでしょ~ノエちーはそうじゃないね~」 

 

「頭と言うか 耳と尻尾だけじゃの 体の特長は受け継がなかったのじゃが  一部の変な習性は受け継いでしまったのじゃ(>_<)」

「ゴロゴロの他は

何を受け継いだの?」  

 

「好きな人や物にスリスリしたくなったり 動く物に飛び付きたくなったりとかじゃのぅ」

 

「それは猫みたいな習性だね」 

「じゃあ~こういうのは好き~?」 スーは猫じゃらしを出してフリフリした  

 

「む!はっ!」 ノエは猫じゃらしをチョイチョイと手でつつき初めたが 直ぐに止めて 

 

「やめんか!我を猫扱いするでない」  

「だって~カワイイじゃない~(^o^)」  

「カワイイからまた頭ナデナデしちゃうぞ(^o^)」  

 

「ぐぬぬぅ 二人して我をバカにしおって お仕置きしてやるのじゃ!」 ボンッ 

ミナとスーは猫に変身させられた

 

「ひゃーっははは 二人共カワイイのぅ 良く似合っておるのじゃ

(>ω<)/」 

「キャハッ ミナっちカワイイ~」 

「スーちんも カワイイよー」 

 

猫の姿にされても 言葉は話せた ミナとスーはお互いをペロペロ舐め合って 

 

「ねぇスーちん このまま外に遊びに行こうよ」 

「うん 面白そうだね~行こ~」  

 

そう言うと 二匹揃って走って行ってしまった  

 

「待つのじゃ!外に行ってはならん  クッ駄目か ならば我も行くしかあるまい」 ボンッ 

ノエも猫に変身して 後を追った

 

「こら!どこへ行くのじゃ 

我が戻さなければ ずっとその姿のままなのじゃぞ 

捕まったりしたらどうする気なのじゃ」 

 

「え?こういうのって 時間で戻るんじゃないの?」  

 

「誰がそんの事を言ったのじゃ?勝手に思い込みおって 危ないじゃろう」  

 

「ごめんなさい 何だかワクワクしちゃって」 

「私も迂闊だった ごめんなさ~い」  

 

「全く 二人揃って何をしておるのじゃ まぁ良い 我も一緒に行ってやるから 暫く散歩でもするが良いぞ」 

 

「ありがとうノエちー」 

「ありがと~」

 

再び走り出した二人 ノエも後を追って 三匹で走り回った 

ミナは 

「凄い凄い 塀の上も走れるよ 

猫の体って便利だね!」    

 

スーは 「木登りもスイスイだよ~ あ…でも降りる時は怖いよ~(>_<")」  

「あまり調子にのると怪我をするので 気を付けてるのじゃぞ」 

 

「分かってるって ノエちーネェチャンみたいだね」 

「ノエネェチャンだ~」  

 

「フッ 当然じゃ 我の方が遥かに歳上じゃからの」  

その後も冒険は続き あっという間に日が暮れた 

 

「ハァ~ ちょっと疲れたね~」
「そろそろ帰ろうか」

 

「お主ら はしゃぎ過ぎじゃろう」 

「でも普段見れない 色んな景色を見れて良かったね」 

「うん 良かったね~」 

 

「ノエちーのお陰だよ ありがとう(^o^)」  

「ありがとうね~(^_^)」  

「なんのなんの たやすい事よ 

本当はお仕置きだったんじゃがの」  

 

「でも本当に楽しかったよ」 

「また行きたいね~」  

「ならば又付いて行ってやろうかの」  

 

「本当に?ノエちーが友達で良かった(^_^)」 

「友達っていいね~(^o^)」  

「にゃ~ははー 友達じゃからのぅ」

 

「もっと誉めても良いのじゃぞ にゃ~ははー にゃ~ははー(≧∇≦)」「ん…」 

ノエは目覚めた 自室のベッドの上だった 

 

いつもの見慣れた天井  壁 

一人ベッドの上で寝ていた 

ノエはゆっくり体を起こすと

 

「何と…我は夢を見ておったのか あんなに楽しかったのに 

全て夢じゃったと言うのか 

夢とは 時に切ないものじゃの… あの二人に 会いたいのぉ(T^T)」 

 

ベッドの脇にあるテーブルの上には 何故か例のパンプキンケーキと

猫じゃらしが置いてあった