いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。
幼児虐待や虐待による死亡を伝えるニュースに
心を痛めている方が大勢いらっしゃると思います。
最近、報道された虐待死のニュース。
心臓がぎゅっとなりました。
「○○県で起きた、○○ちゃん死亡事件で~」と
アナウンサーが読み上げたその名前は
ボランティアで関わっていた、「あの子」と同じ名前だったから。
年齢も同じくらい。
(○歳としか報道されないので、確証がもてない)
どうしよう、○○ちゃんが「あの子」だったら・・・。
私達には何も出来ないのは承知していますが、落ち着きませんでした。
私達ボランティアは、こども達のフルネームを知りません。
子ども自身が名乗る年齢であれば、苗字を知ることもありますが、
もちろん小さい子どもは名乗れません。
乳児院や児童擁護施設を退所した後、こども達がどこに行ったのか、
どのように過ごしているか。
私達がどんなに心配していても、それを知る手立てはありません。
たとえ職員さんたちでも、居所を知っているとしても
自らコンタクトを取ることは出来ないと聞いています。
報道で親御さんの名前が出ても、
亡くなった子が「あの子」なのか、そうでないかは判断できません。
「○○県」は私の居住する地域ではないけど、
もしかしたら引越しをしたのかもしれない。
(行政の介入を避けるために、転居をするのは珍しくないそうです)
報道からしばらくたって、写真が公開されて。
亡くなった○○ちゃんは、「あの子」ではありませんでした。
でも、1人の幼児さんが亡くなったのは事実です。
死なせるくらいなら、手放してくれれば。
大事にしたいと思う大人は大勢います。
どうすれば、こんなことが起きないように出来るんだろう?
そう思いますよね。
私もどうすればよいのか、バシッとした答えは出ません。
でも、心で思うだけでは何も現状は変わりません。
かといって、デモをやるほどの行動力もありません。
たとえ傍聴はできないとしても、行ってみようと思います。
判決だけを聞きに言っても仕方がないのかもしれませんが、
この事件に関心を持っている人間が、ここにもいるぞ!という
意思表明です。
お読みいただき、ありがとうございました。