いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。

 

 

 

幼児虐待や虐待による死亡を伝えるニュースに

心を痛めている方が大勢いらっしゃると思います。

 

 

最近、報道された虐待死のニュース。

心臓がぎゅっとなりました。

 

「○○県で起きた、○○ちゃん死亡事件で~」と

アナウンサーが読み上げたその名前は

ボランティアで関わっていた、「あの子」と同じ名前だったから。

年齢も同じくらい。

(○歳としか報道されないので、確証がもてない)

 

どうしよう、○○ちゃんが「あの子」だったら・・・。

私達には何も出来ないのは承知していますが、落ち着きませんでした。

 

私達ボランティアは、こども達のフルネームを知りません。

子ども自身が名乗る年齢であれば、苗字を知ることもありますが、

もちろん小さい子どもは名乗れません。

 

 

    乳児院や児童擁護施設を退所した後、こども達がどこに行ったのか、

    どのように過ごしているか。

    私達がどんなに心配していても、それを知る手立てはありません。

 

 

    たとえ職員さんたちでも、居所を知っているとしても

    自らコンタクトを取ることは出来ないと聞いています。

 

 

報道で親御さんの名前が出ても、

亡くなった子が「あの子」なのか、そうでないかは判断できません。

「○○県」は私の居住する地域ではないけど、

もしかしたら引越しをしたのかもしれない。

(行政の介入を避けるために、転居をするのは珍しくないそうです)

 

 

 

 

 

 

報道からしばらくたって、写真が公開されて。

亡くなった○○ちゃんは、「あの子」ではありませんでした。

 

 

 

でも、1人の幼児さんが亡くなったのは事実です。

 

死なせるくらいなら、手放してくれれば。

大事にしたいと思う大人は大勢います。

どうすれば、こんなことが起きないように出来るんだろう?

そう思いますよね。

私もどうすればよいのか、バシッとした答えは出ません。

 

でも、心で思うだけでは何も現状は変わりません。

かといって、デモをやるほどの行動力もありません。

 

目黒女児虐待死、母親に懲役11年求刑 17日に判決

たとえ傍聴はできないとしても、行ってみようと思います。

判決だけを聞きに言っても仕方がないのかもしれませんが、

この事件に関心を持っている人間が、ここにもいるぞ!という

意思表明です。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。