いろいろな方のお話を伺って、勉強させていただいています。

 

 

民間の里親支援団体の里親サロンに参加していたとき、

Aさんは特別養子縁組希望で登録したばかりだとおっしゃっていました。

現役の保育士さんだけど、いつでも辞められるようにパートで働いているとのこと。

そのサロンで何度かお会いしましたが、半年ほど経った頃、

「特別養子縁組予定で、○歳の子と交流が始まった」とのことでした。

そういう話を聞くと、「うちには話が来ないな~」と胸がざわつきますが。

まぁしょうがない。

 

 

 

養育里親についての勉強をしていると、明文化はされていないけれども

保育士さんや看護師さんの資格がある方には、絶対ではないのでしょうが、

割と早く委託の打診があるように感じます。

ただし、仕事をしていない方or仕事がパート勤務などセーブできる状態の方。

 

特別養子縁組でも、育児休業制度が使えるようになったきっかけの裁判。

あれも、看護師さんが特別養子縁組をしたケースだったと記憶しています。

看護師さんなら再就職も簡単じゃない?と思うのですが、

そういう問題ではないということでしょう。

 

「職」は、ただパンを得るのみにあらず。

お給料は大切ですが、求人情報だけでは測れない

働き易い職場環境や人間関係もありますよね。

 

 

さて、話を元に戻して。

保育士さんや看護師さん(ただし小児科限定?)だとたしかに一般の方よりも、

こどもの養育に関して知識も経験もあるでしょうから、

委託する方(児相側)は安心なのだろうと思います。

民間団体さんだとどうなんでしょう?

お会いする機会があったら、お尋ねしてみたいです。

ご存知の方がいらしたら、教えてください。

コメント欄はちょっと・・・という方は、メッセージお待ちしています。

 

 

とある勉強会に参加したとき、聞くともなしに耳に入ってきた会話。

 

片方は看護師さんで、里親登録をした方。

片方は、児相?施設?よくわかりませんでしたが、里親側ではない方。

「看護師さんなんですね!それなら○○の子とかも大丈夫ですね!」

どうやら在宅医療の話らしいです。○○の話はよくわかりませんでした。

 

明らかな障害を持っていたりする里子は専門里親さんへ委託されると聞きます。

そのため、専門里親さんは普通の養育里親よりも、里親手当てが増額されています。

では、医療が必要な里子はどうなるのでしょう?

里子としてそういうお子さんを受託したという話は、聞いたことがありません。

(私が知らないだけかも)

 

そういったお子さんを「受けます!」と高い志を持った方がいる場合、

やっぱり里親手当ては一般と同じ?それとも専門里親さんと同じくらい?

でも、専門里親って養育里親を○年やって、研修を受けてからでないとなれないですよね?

里親さんに医療者としての働きを求めるのなら、それこそフリーライドなのでは?

それなりの手当てを出してあげて欲しい・・・などと考えていたのですが

そういう子ども達は医療に対応した施設に行くのかな・・・たぶん。

 

しかし、医療依存度が高くても知的障害が無い場合、

成長につれて体力がついて医療依存度が下がり、普通に小学校にいけることも。

 

テレビで見たとある幼児さん。

里子ではありませんでしたが、気管切開をして定期的に吸引を必要とするそうです。

自分でご飯もトイレも出来る。保育園で、みんなに混じって走っていました。

番組の最後のほうでは、自分で苦しくなると器械のスイッチを入れて自分で吸引を。

 

 

 

私が感銘を受けた映画「うまれる」に障害を持ったお子さんが登場します。

施設にいるよりも、自宅で家族に囲まれている方が、発達に良い影響となるそうです。

障害を持っていても、正常発達のお子さん達と触れ合うことが成長発達を促進する、と

統合教育が進められていると聞いたことがあります。

(このあたりは教育に詳しい方!お願いします)

 

 

 

 

実子であれ、里子であれ。

 

知的障害や身体障害

進行性の難病なのか

成長に伴って改善・軽減が見込めるのか

日常生活の身辺自立が可能なのか

将来就業ができるのか。(大人の引きこもりもありますから・・・)

 

子育てに悩みは尽きないのですね。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。