いろいろな方のお話をうかがって、勉強させていただいています。

 

今回、登壇者の方にお会いすべく、東京に向かいました。

「よーしの日」というのがあるらしいということは知っていましたが、

実際に、誰が主催でどんなことをやっているのかは、まったく知りませんでした。

 

ハッピーゆりかごプロジェクト よーしの日啓発ウィーク2019

 

私が参加したのは、

  • トークショー
  • テレビ大阪:養子縁組のドキュメンタリー番組の上映
  • 真実告知セッション
  • DVD『新しい絆の作り方 特別養子縁組・里親入門』完成記念 先行上映会

瀬奈じゅんさん & 千田真司さんは舞台をなさっているからでしょうか、

なんだかキラキラしたオーラというか、良い匂いがしそうな雰囲気でした。

(実際にクンクンしたわけではありません)

 

私にとって貴重な初体験だったのは、養子縁組のこどもの立場で発信されている方の

ご意見に触れられたことです。

そして、真実告知セッションの最後に、日本財団の方のコメント。

「児童擁護施設のこども達にもアンケートをとらせてもらっている。

みんなが言いたいことは、ベースに

『いつまで自分はここにいていいの?』という不安がある」という

趣旨の発言をされていました。

ここでも、マズローエリクソンが出てきますね。

(リンクはグーグルの画像検索です。お好きなものをどうぞ)

 

DVDの上映会では、製作元のNHKの方とお話させていただいて、

今後の里親会活動につなげられないかな、と企画立案中です。

DVD鑑賞中、これまでに出会ったこども達を思い出して、一人ボロ泣き。

NHKの方も引いてるのがわかりました(笑)

 

特別養子縁組であれば、「自分の家」ということが保障されるわけですが、

児童擁護施設にいる子供たちであれば、いずれは自立の道に進みます。

里子ちゃんたちもいずれは自立する訳ですが、

18歳または20歳まで里親家庭で過ごして、その後措置解除。

関係性が出来ていると里親家庭が実家役割を担うことになります。

里親サロンでは、そんな実家役割をされている里親さんたちと出会うことができました。

その一方で、思春期の逸脱行動に悩む里親さんも。

里親さん自身が疲弊してしまって、里子を支えられなくなる方もいらっしゃいます。

<追記>その逸脱行動の大元にも、不安が隠れているような気がしてなりません。

 

そんなことを考えながら、帰りにオアゾの丸善さんで本の購入。

(こんな大きな本屋さんは地元には無いので、テンションがあがります。)

5つの問題行動別「手に負えない思春期の子」への関わり方

何の経験も無い私は、里親サロンではお話を聞くだけになってしまうのですが、

困難にある里親さんが、少しでも心が軽くなれれば・・・と思います。

 

元・逸脱行動があった里子さん当事者が、現・逸脱行動の里子さんと関われたら、

化学反応が起きないかな~と思っているのですが、ハイリスクでしょうか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。