ブリブリ英語は通じる?
日本でも女の子の方が言葉の習得早いような気がします。
ひとつには女優体質が多いからかもしれません。
なりきってしゃべる。大事ですね。
日本の女の子は舌っ足らずなしゃべりをする子や
反対にイントネーションなしでしゃべる子が目立ちます。
本人たちなりに、日本男性に合わせて、
幼さや可愛さを演出しているんだと思います。
それをそのまま英語でも使おうとする子が多いんですが…
ネイティブからすると、ちょっと安っぽいという感じがします。
媚びたようなトーンに聞こえるんでしょう。
もちろん、男を吊り上げる効果はあるんですが、
1対1、同等の付き合いになるかは疑問です。
以前、松田聖子さんが海外デビューしたとき、
あの吸い付くような独特のしゃべり方、歌い方を
英語でもやっていました。
彼女の個性ですし、尊重すべきなんでしょうが、
戦略としては失敗でした。
まず、本人が思ってるようなイノセントなかわいいさや、
ちょっぴりセクシー、というニュアンスも出せませんでした。
イギリス人やアメリカ人に訊くと、It doesn't work.
デビュー時の朗々とした歌い方をやめて徐々に変えたようですが
ロンドン録音で戻すとよかったかもしれません。
詞の内容と歌い方がチグハグなので、
フォスター氏も苦労したようです。
TVのコメディーやドラマでも、可愛いぶったしゃべりの子は
たいがい悪役か捨てられる役、同性に嫌われる役。
話すトーンも、ティーンでもちょっと大人なんですね。
例外はブリトニーでしょうか。
でも歌の内容は過激で、甘えや媚びがありませんね。
きっと英語が身につくにつれ、かっこいいセレブたちの
演技が入ってきて、日本風の可愛さは消えてゆくんでしょう。
ロリコンやアニメファンにはちょっと残念ですが、
それ用のいい英語ロールモデルがいない以上、
英語=成熟してしまうのかもしれません。
六本木や秋葉原に来る外人たちはある程度期待してるので、
成熟するまではブリブリ英語でぜひもてなしてあげましょう。
これは欧米のことで、アジアではアピールしてるかも。