Part 1. 英語を話せても別にエラくない!
いきなり言い切ってしまいましたが、そうなんです。
向こうでは子供だってしゃべってるもんね。
だから英語で何を話すか、何を読むか、
自分を表現する力と他人への理解力を磨くために
ネット社会の今こそ英語も必要なんですよね。
今回はメンタルなことを書いて見ます。
ちょっとウザイと思うかもしれませんが、意外と大事です。
わしは10台の頃からアメリカ人との交流があって、
自然と彼らや文化の違いに興味がわき、その後も英語中心の生活を送ってました。
人はよく、「向こうの大学行ったの?すごいね」とか、「仕事も英語なの」とか言われますが、
だからってネイティブみたいに話せて書けて理解してるわけではありません。
ネイティブと言っても田舎の人やイギリス系とか金持ちとか体育会系とかいろいろなのは
日本と同じです。あなたは日本ネイティブの代表みたいに自分のこと思いますか?だから
①ネイティブみたいになろうとしない、事が大事です。
90年代くらいからよくいるバイリンギャルみたいにしゃべろうとすると無理が出ます。
彼女たちはよくあれだけ自然に脳のスイッチがきくなあと感心しますが、それでも
けっして「自然な英語」には聞こえてないんです。
不思議な抑揚が多いし、けっこう細かいところはごまかしてるもんです。
目指すは、日本人アクセントバシバシでも間違った文法でも動じない開き直りです。
よくいるのが、英語はまあまあ話す自信があるのに、日本人が側にいると緊張する人。
そうそう「あの人そんなにうまくないじゃん」みたいに思われるのが恥ずかしくてつい意識してしまう
ってことありませんか?
わしの場合、仕事の面接でも英語はネイティブ並みときっぱり言ってしまいます。
辞書さえあればとりあえず理解もできるし言いたいことも言えるからです。
日本語でだって、まさか普段使わない経済用語や医学用語をスラスラ言える人なんていませんよね。
でもグーグルしたり、人に聞いたりすれば話せます。
まずは向こうの高校で困らないくらいの英語をマスターしましょう。
映画やテレビが見れて、ネットの情報を単語拾って読めて、挨拶や自分の生活が話せればOK
わしの場合、そう思ったときには次のことをみんなやりました。
石川遼くんみたいにCD聴きっぱなしも効果があるでしょうがまずは元手をかけないでできることを。
①文法
教育テレビの英語レッスンは必ず録画してチェック!
やっぱ文法と会話の基本は、大人になってから習う人には便利です。
②リスニング
好きな番組を二ヶ国語で観る。
イヤフォンでかたっぽの耳から英語、もう片方で日本語というように「主+副」同時に聞いてみましょう。
初めは何のこっちゃと思うかもしれませんが、内容は日本語で聞き分けて、英語のほうは単語がいくつか
耳に残るはず。残らなくても聞き流しレッスンにはなります。
③スピーキング
耳に残った言葉を真似してみるのが1番です。どこの子供もそうして言葉を覚えます。
アクションヒーローでもラブロマンスでもそれらしく口に出すことで、脳にしっかり刻まれます。
④作文
初めから英語で全部は難しいという方には、日本語で英語風に組み立てる練習をお勧めです。
たとえば
「わしは、起きた、7時に、今朝」(I, woke up, at 7, in this morning)
いちいち単語がわからず辞書を引く手間でめんどくさくなってしまうので、とりあえず日本語で文法をマスター。
文法的な順序だけは、あまり種類がないのでしっかり覚えるようにしましょう。
theとかatだのはあとで十分なんで、とりあえず単語の並びだけ覚える練習で脳に英語モードを覚えさせる事。
慣れてくればもちろんこんな感じでスラスラ出てきます。
「I went オンセン by シンカンセン yesterday」
変に「Hot spring」だの「Bullet Train」だの言わないほうがいいときもありますよね。
もちろん英語しか話せない彼氏や彼女を作るのが手っ取り早いんですが、そんなラッキーでもない方は
ぜひ試してみてください。とにかく自分の注意をすべて英語モードにする時間を作ると、きっと楽しくて、
上達も早いはずです。
次回は「なんか変な英語」について考えてみます。