建築士とは、建築士法(1950年(昭和25年)5月24日法律第202号)に拠って定められた建物の設計、工事監理等を行う技術者であると定義されています。

年1回行われる建築士試験に合格し、管轄行政庁(国土交通大臣または都道府県知事)から免許を受け、名称を用いて設計、施工などの業務を行う者を言う。

建築士の種類にはには、一級建築士、二級建築士、木造建築士の三種類の資格があり、建物の設計を行うには、建築士試験に合格した建築士の資格を持っていなければならない。また、一級建築士の資格取得者でなければ設計できないもの、二級建築士・木造建築士資格取得者が設計できるもの等と規定されています。

建築設計を行う者の中で、とくに作家性・作品性を持つ者を建築家といい、一般に受賞歴のある者や著名な作品を設計した者を呼びます。ほとんどは一級建築士の有資格者ですが、自らは建物のコンセプトや空間デザインを手がけ、設計実務は建築士の資格を持つスタッフに任せる、というスタイルの「建築家」もいます。

建築士になるための受験資格ですが、専門教育を受けていない場合、二級建築士の受験資格を得るのに7年以上の実務経験が必要です。専門教育を受けている場合はその程度に応じて必要な実務経験期間が短縮されます。受験する場合には条件を確認しましょう。

建築士試験の合格率は以下のとおりで
・一級建築士 2005年(平成17年) 学科合格率25.0% 製図合格率30.3% 総合合格率11.1%
・二級建築士 2005年(平成17年) 学科合格率33.2% 製図合格率54.5% 総合合格率23.3%
・木造建築士 2005年(平成17年) 学科合格率74.5% 製図合格率74.4% 総合合格率53.6%

学歴や実務経験等で受験資格が制限されている試験にも関わらず、一級建築士試験は合格率が低く難関であるといえます。

通関士とは、物品の輸出入に関わる国家資格で、世界と日本の間で取り引きされる国際物流を支える重要な仕事です。財務省が管轄しています。

日々世界から日本へ、また日本から世界へとたくさんの物品が輸出入されています。海上貨物として運ばれてくるもの、航空貨物として運ばれてくるものがあります。

これらの貨物は「誰が」「どこから」「何を」「どれくらい」輸出入するのかということを、税関に報告して許可をもらう「通関手続き」をするのが通関士です。

通関士は麻薬や拳銃などが日本国内に物流することを防止するために、輸出入申告が正しく行われているかどうか審査し、消費税や関税などをきちんと正確に徴収しなければなりません。

通関書類を審査し、その書類に押印するためには、通関士の資格を持っている人が必要で通関士の資格を持っていない人は貨物の輸出入申告をすることはできません。

物品を輸出入している業者は通関士が必要不可欠です。なぜなら通関書類の作成、審査、押印などをしてもらわなければならず必ず一人の通関士を置かなければ、通関業務を営むことができないというきまりがあります。

今日航空貨物が増加して通関の時間は短く、迅速な対応をしなければなりません。通関士としての仕事は、国の物流を大きく担う、重大な責任のある仕事です。現在の国際物流化時代の中では、私たちの毎日の生活は通関士なしでは成立しないとまで言われています。


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「保育園の保母さん」「幼稚園の先生」など、似たような国家資格であるにもかかわらず、別々の資格として区別されています。幼児の教育を行う人を保育士、幼稚園教諭などといいます。

同じ幼児の世話をする資格なのに、厳密には保育士は厚生労働省管轄の福祉職員、幼稚園教諭は、文部科学省管轄の教師となっています。

以前から、保育士資格と幼稚園教諭資格を区分する必要性はないという声があり、「幼保一元化」が検討されるようになりました。

現在では、幼稚園教諭の資格か保育士の資格のどちらかを既に取得している場合は、一方の資格を比較的取りやすいようになっていますが幼保一元化の動きは更に進んでいき将来的には、完全に保育士資格と幼稚園教諭資格が同一のものになるときがあるかもしれません。

しかし、現在のところは、保育士と幼稚園教諭資格は別のもので、保育士になるためには、保育系大学・専門学校・短大などを卒業するか、保育系以外の大学・専門学校・短大を卒業するか二通りあります。後者の場合、保育士試験を受験し合格する必要があります。


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