それもプライドだろ!
と言われても、それはもう仕方ない。
だって、 今の時代、 自虐なんて流行らないもん。
みんな、 「自分を愛しなさい」 という言葉を大事にし始めてるじゃん。 とにかく令和は自虐なんてダサい。
弱みを見せることと自虐。
とはいえ、その線引きってなんか難しいけど。
でも、私はコンプレックスを笑いに変えたいのではなく、ただ本音で話したいだけなの。
事実をちゃんと、伝える練習をしているってだけ。
そのうえで話すけど。
私の仕事の繁忙期は6-7月で、 特に7月は土日もイベントがあるから休日出勤になるし、イベントが終わるまで代休もない。
めちゃくちゃ忙しい。
周りのみんなは、バタバタと体調を崩していった。
インフルエンザとか、 咳喘息とか、 熱中症とか。
妊婦も2人いたから、 つわりで当日休みとかもざらにあった。
誰かが休むとその分、忙しくなる。
そしたら、どんどんストレスがたまる。
ただでさえ痩せてるのに食欲はなくなって、
私は一日一食弱しか食べれなくなった。
それでも、私は病気にならなかった。
なれなかった、といったほうが正しい。
病気になりたいわけじゃないけど、
健康であることが、 自分の精神をむしばんでいくっていう、 パラドックスに苦しんでた。
ぜんぜん持ちつ持たれつじゃない。
毎日ちゃんと出勤したら、 ダメージうけてないみたいなんだもん。
我慢してるだけなのに。
食欲ない、 はインフルエンザとか病気には勝てないし。 みんなに、丈夫だねって言われた。
私だって、 普通に疲れてるのに!
そしたら願いが届いたのか、
忙しさのピークを迎えるころ、 私の手足がいきなり、 ものすごくかゆくなったの。
赤い発疹が出て、 病院にいきたいけど、なんせ休みがないのでいけない。
私は控えめに、 アピールした。
みんなが忙しくて弱ってるアピールするときあるじゃん?
そこで、「私もなぜか原因不明の湿疹で、手足がかゆいんですよね~。 ストレスなのかな。休みないから病院もいけないし泣」 と、 可能な限りの同情を誘った。
やっとイベントも終わり、休みがとれたので、 皮膚科に行った。 やっぱり、ストレスからくる蕁麻疹とかかな、とのんきに思っていたら、
診断は「イエダニだね」 だった。
優しいおばあちゃん先生が、イエダニ用の殺虫剤を紹介してくれて、 「この黄色いやつじゃないと、 死なないから。 スマホで写真とりなさい」 と、 親切な診察をしてくれた。
ということは、今回の繁忙期、ストレスによる私の健康被害は、ほぼゼロだったってことになるよね。
まじムカつく!!
ありえないんだけど。
イエダニもムカつく!!
太ももとか、二の腕の内側とか、やわらかいところ狙って噛んでんじゃねえよ!!
赤いあとも全然まだ残ってるし。
ただでさえ、 裸に自信がないのに~。
そこからの私は、家をきれいに保つため、掃除に力をいれるようになったりはしなかった。
だって片付けめんどくさいんだもん。
