1年前の話になりますが…

写真を見返していたら当時の気持ちを思い出し、記録しておきたくなったので綴ります。

 

クループ症候群というのをご存知ですか?

オットセイの鳴くような咳が特徴で、最悪の場合呼吸困難にもなるという症状です。

 

 

その日娘は元気に遊んでいて、寝る前には日本の祖父母とテレビ電話をしていました。

その時少し鼻水が出始めていて、風邪のひき始めかなぁ?なんて話しながら早めに布団へ。

すぐに寝付いた娘の布団をかけ直してリビングに戻ろうとした時。

「ケンッ!!!」

と大きな咳。

そこからはあっという間でした。

 

大きな咳の後すぐにヒューヒューと息を吸うたびに苦しそうな音。

一瞬何が起こったのかわかりませんでした。

すぐに娘を抱っこして、背中をさすりますがよくなりません。

ケンケンという咳の後、息を吸えない様子でした。

ちょうどSNSでクループ症候群についての記事を読んでいたので、もしかしたら…と思いすぐにサミティベートに駆け込みました。

抱っこしていると少し楽なようでしたが、呼吸困難寸前になることも。

怖くて怖くてたまりませんでした。

今呼吸が止まったらどうしようとそればかり考えて手が震えました。

お水を飲ませようと頑張ったりもしましたが、後になってあまりよくなかったことを知りました。

 

 

病院で待っている間娘が「お母さん、苦しい…」と涙ながらに訴えてきたのが忘れられません。

 

 

 

遠方に行っていた夫が診察前に合流。

ほっとしたのを覚えています。

 

 

診察の結果クループ症候群です。とのこと。

やっぱり。という気持ちでした。

すぐに点滴の準備。

抗生物質の点滴だったと思います。

この処置の時、「症状がひどくなれば挿管することもあるので水や食べ物など与えないでください」と言われました。

 

 

幸い娘は症状が悪化することなく処置を終え病室へ向かうことができました。

点滴は2日間かけて投与します。

クループ症候群は夜悪化しやすいものらしく、寝る前には先生に何かあればすぐにナースコールをと言われました。

2泊3日の入院でした。

 

 

点滴のおかげで順調に回復し、入院中は1度もクループの症状が出ることはありませんでした。

 

 

 

全く咳の前兆がなくてもクループ症候群になることもあるのだなと、今でも娘が風邪を引くたびにドキドキしています。

ただこの1年間クループにはなっておらず、免疫力もついたのかなと思います。

 

 

元気が一番ですね!

 

娘は未だに「あれ本当に嫌だった!!」と入院中にされた鼻洗浄のことを根に持っています😂