ども、昨日世界のH教授の講義が終了したので寂しい私です。またあの人のお言葉が聞きたいなぁ。
昔から、過換気症候群の患者さんには紙袋を口に当てて呼気を吸わせる方法が対処法であると言われていました。私も以前はそのように思っていました。
しかし、実はそれは間違った方法です。
自分の呼気(二酸化炭素)を吸うことにより呼吸性アルカローシス(身体がアルカリ性に傾く)を是正するというのがペーパーバッグ法の原理なのですが、実際には二酸化炭素によるアルカローシスの是正より前に低酸素状態に陥るため、現在では有効性がないと言われています。ペーパーバッグ法を行ったことで死亡した例もあるようです。
過換気症候群の人は胸式呼吸(主に上胸郭を用いた呼吸)を行いがちなので、まずは胸郭を押さえて息を吐き出させることによって肺の過膨張を減少させ、腹式呼吸によるゆっくりとした深呼吸をするようにすすめてあげてください。そうすると呼吸困難が軽減し、呼吸性アルカローシスによる症状も消失するようです。
ちなみに今回は以下の文献・HPを参考にしました。
・エマージェンシー・ケア 2008年7月号 特集1 プレホスピタルでのシーン
過換気症候群の傷病者へのペーパーバッグ治療は有効? 有害?
・過換気症候群にペーパーバッグはいけません:救急科専門医の独り言
・過換気症候群にペーパーバック法はいけません(その2):救急科専門医の独り言
・過換気症候群(PDFです)
それではまた。
昔から、過換気症候群の患者さんには紙袋を口に当てて呼気を吸わせる方法が対処法であると言われていました。私も以前はそのように思っていました。
しかし、実はそれは間違った方法です。
自分の呼気(二酸化炭素)を吸うことにより呼吸性アルカローシス(身体がアルカリ性に傾く)を是正するというのがペーパーバッグ法の原理なのですが、実際には二酸化炭素によるアルカローシスの是正より前に低酸素状態に陥るため、現在では有効性がないと言われています。ペーパーバッグ法を行ったことで死亡した例もあるようです。
過換気症候群の人は胸式呼吸(主に上胸郭を用いた呼吸)を行いがちなので、まずは胸郭を押さえて息を吐き出させることによって肺の過膨張を減少させ、腹式呼吸によるゆっくりとした深呼吸をするようにすすめてあげてください。そうすると呼吸困難が軽減し、呼吸性アルカローシスによる症状も消失するようです。
ちなみに今回は以下の文献・HPを参考にしました。
・エマージェンシー・ケア 2008年7月号 特集1 プレホスピタルでのシーン
過換気症候群の傷病者へのペーパーバッグ治療は有効? 有害?
・過換気症候群にペーパーバッグはいけません:救急科専門医の独り言
・過換気症候群にペーパーバック法はいけません(その2):救急科専門医の独り言
・過換気症候群(PDFです)
それではまた。