今年の10月14日に行われた、アンジュルムのリーダーとサブリーダーとが久里浜・金谷間のフェリー上で行うイベント「かみかむ大航海!」からはや一週間以上経過しましたが、いよいよDVD発売ということで、僥倖により2公演に参加できた者として簡単な(とはいえまあまあ長い)レポートを上げておきます。当方、思いつきの感想をSNSで垂れ流すばかりであまり客観的なレポートを書くことには慣れていないので、主観や記憶違いの混じった記録になっていると思いますが、いわばDVD商品販売促進? の一環として敢えて上げておきます。引用は必ずしも原文通りではなく、原意を損なわない範囲で最小限の言葉を補っている可能性があることもご了承下さい。
1.抽選
アンジュルム主戦場ではないけれども川村BDにはほぼ毎年必ず参加しているヲタ友さんにお願いして、いわゆる「相互連番」の形で応募しました。具体的には、この空前の「選民」イベント、どう考えても両部とも130人弱のキャパでは落選祭りになりそうなので、オレも相方も1部、2部各2枚ずつで申し込みました。「1部4枚、2部4枚当選」などという事態はありえなかったと思いますが、万が一のその場合には落選したお互いの知人(数名はいたはず)に実費を負担して頂く形で声をかけようと思っていました。
そして結果は、
「相方が1部2枚当選+2部落選、オレが1部落選+2部2枚当選」
となり、二人の手元に1部2枚、2部2枚来ることになりました。これはきわめて運が良かったとしか言いようがありません。同じパターンで二人申し込みで両部落選というパターンも聞きました。
2.第1部 マグロ解体ショー&試食
オレと今回の相方さんはかつて2021年の川村BDイベントの1部でだけ行われたマグロの解体ショーを見ており、オレは加えて2023年の春にSATOYAMA SATOUMIイベントで行われた解体ショー(YouTubeを検索すると見ることができます。)も現場で見ており、川村さんの解体ショーはそれぞれ複数回見ていることになります。
しらはま丸は12時乗船開始、12:15に出航し、久里浜金谷間を往復し、14:00前くらいに久里浜帰港という予定とのこと。乗客は、11時前後くらいからフェリーターミナルでチケ認証と引き換えに首から下げるタイプのパスを受け取ります。係員が作業を行っているターミナル1階には食堂と売店があり、食事をしているヲタクもいて生ビールも置いてありましたが、禁酒条項がイベント全体にかかっていたためにさすがに控えました。万が一、動かぬ証拠を押さえられて、このレア企画をせっかく当ててくれた相方共々摘み出されたら一生顔向けできません。なお、アンジュルムの箱推しおまいつ系の人の顔を何人か確認しましたが多くはなく、激戦の跡が窺えました。
時間が来て乗船すると、2階の比較的大きな船室に案内され、パスに書かれている番号(すでに確認メールで開示済み)の固定席に着くように指示されました。我々は最前ではありませんでしたが、比較的前方のテーブルで観覧する形になりました。前の席には素敵な若いヲタ夫婦おられました。なお、下の階には普通に一般客と車両が入っていて、船が久里浜→金谷→久里浜と移動する際に港で乗降していました。つまり、普通のフェリーのワンフロアを借り切った形になっていました。船室からは外の景色がよく見えましたが、基本的に客は料理を配布する時以外は事実上着席を義務づけられ、甲板に出たりすることはできない形でした。その階への一般客の出入りは禁止されていましたが、それほど警戒は厳重ではなくたまに何事か、と覗いてくる下のお客さんがいらっしゃいました。
開演時間になって白と紺のマリン・ルックのかみこと「鮪匠」という文字が入った青い法被を着た川村さんが入ってきて、オープニング・トークが始まりました。かみこが「この人数のイベントに当選した選ばれし皆さん、おめでとうございまーす! もう運は使い果たしましたね〜!」などと煽ります。川村さんも苦労して実現したイベントであることを強調していました。カメラは回されていましたが、映像配信や販売はないとのことで、DVDやネット番組で一部が使われるだけであろうと思います。(そしてDVDの発売は現在は発表されていますが、「大航海」の映像がどの程度使われるのかは2024年10月時点では未知数です。)
マグロの木村師匠を交えて本編の解体ショーが始まりますが、試食の時間があるためか、やや短縮バージョンという感じがしました。鮪を川村さん自慢の「マイ包丁」を含む数本の長包丁で切り分けながら部位説明が入ります。かみこは横で35キロの鮪の解体に明らかにビビっていました。ショーの後は鮪の師匠の「この話【川村さんのマグロ解体師資格取得の話—グルーナ注】、2〜3回くらいお断りしたんだけど、最後は川村さんの熱意に根負けした。会社にやらされているのだと思ったらそうではなく、努力して比較的短期間で資格を取得した。川村さんは客に「見せる」という要素ではやはりプロだし、最近はうちの若い者の刺激にもなっている。」(大意)というお褒めの言葉も頂き、観客は拍手喝采でした。
切り分けられたマグロ(キハダマグロでした)は人数分の皿に分けられ(最初の数皿は川村さん本人の包丁が入ったようです)、師匠の弟子たちが酢飯を交えて盛り付けます。一人当たり鮪の握り寿司3貫と切り身少々に小さい醤油の袋も付いてきました。写真を見た上でのネット上のやや否定的な批評は見ましたが、まあ、そもそも高い鮪を賞味する趣旨の集まりでもないし(笑)、新鮮さもあってかなり美味しかったと思います。あの価格帯ではまずまず頑張っていた方ではないかと…。
川村さんは「できることならその今日の味覚を永久に保存てほしい、と思ってもそれは無理。でも、推しである私が切った鮪の味を皆さんには覚えていてほしい。」
と言っていました。ヲタクがマグロを食べるのを、これも最初で最後ということで涙ぐみつつ眺めるかわむー。テレビで一部にお馴染み決め台詞の「うまこくりょー!」を半ば言わされるかみこ。試食後は軽く締めの言葉を2人で述べた後、約130人のテーブルをかみかむ2人でサイン入りポストカードを配りながら回りました。ここは配られるだけではなく、まあまあフリートークができました。なるべく多くのヲタクと目を合わせて話ができるように心がけているような感じでした。我々のテーブルでは、前述のように我々の前の男女がご夫婦であることで盛り上がりました。オレは「見せてくれた長いマイ包丁、高いんでしょ?」と聞いてかみこに「ちょっとー(笑)!」とたしなめられました。川村さんによると「頂き物」だそうです。資格取得のお祝い品だったのかな?
全テーブルを回り終わって改めて感謝の挨拶があって、その後2人でのバースデーイベント後のようなお見送りもありました。ここもがっつけば割と喋れたようです。その後、係員から記念カードを一人一人が受け取って全編の終了となりました。
…非の打ちどころのない、(失礼ながら)あの事務所としては稀有なイベントとなりました。
2.第二部 トークイベント&ミニライブ
第一部と同じやり方で着席観覧。我々はサイド席でしたが第一部よりもさらにステージに近い前方の位置に座ることになり高まりました。二部では川村さんもかみこと同じマリンルック。彼女のハロプロでも屈指のスタイルの良さが際立っていました。
前半はビンゴゲームとトークがあり、ビンゴとか普通はそんなに面白くない埋め草企画(偏見!)ですが、海が見渡せる船上での昼下がり、というレアな環境、そして彼女たちの頑張りもあり結構盛り上がりました。オレの相方が早々にビンゴを達成し、川村さんお手製のケース付きかみかむチェキを獲得しました。他の景品も全て川村お手製の造花などのレア物でした。オレはリーチはかけたものの結局は当たりませんでしたが、我々のテーブルには結構当選者が多かったようです。
その後はフリートークで、川村さんがマネージャーに詰め寄ってもぎ取るようにこのイベントを実現した話とか、決まった時には人目も憚らず大泣きした話(これは一航海目に聞いたことかも。かみこのインスタにその瞬間の実映像が上がっています。)、などなど、このイベントの実現への思い入れが改めて語られました。かみこも、アンジュルムではこれまでバスツアーをやらなかったのでお客さんとこの距離で触れ合うイベントがなかなかなかったので新鮮であったこと、自分も屋久島でこういう船のツアーをやりたいこと(これは前からブログで宣言していたようです)、などを話しました。実はこの船は前にもアンジュルムDVDの時にも撮影場所として使っていて、その時笠原桃奈がこんなポーズをして…などという思い出話も出ました。熱いぜ「ゆめ組」! そういえば「ゆめ組」の自作Tシャツを着て乗り込んでいる人がいました。
そしてライブコーナー。
1. ひょっこりひょうたん島(モーニング娘。)
2. 直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜(モーニング娘。)
海、魚シリーズ。「あっぱれ回転ずし」(むてん娘。)を次に期待したのですが、さすがに来ず(笑)。
3. 夕暮れ 恋の時間(スマイレージ)
検索したりしてちょうど夕陽が見える時間にこの曲を持ってこようとしたそうです。この曲から数曲くらいの間、次第に綺麗な夕陽が船室に差してきて、歓声の中で涙ぐむ2人の姿が見られました。
4. 上國料ソロ/絶対解ける問題 X=♥(松浦亜弥)
本人のバースデーイベント(オレは2部とも参加しました)が3日後にあるのであまり新曲を仕込む時間がなく、歌い慣れていて盛り上がれる曲を選んだそうですが、歌詞飛ばしとかしていました(笑)。基本は真面目子ちゃんだけど、緩むところは思い切り緩むのもかみこ流。
5. 川村ソロ/凜(RIN)(℃-ute)
今回のイベントが実現したことで、「願い続けて良かったよ今は」という歌詞で始まるこの曲を選んだとのこと。そして「沈む夕陽も」という歌詞も入っている。夕陽が落ちて夜の帳が降り始める時間にうまくハマりました。今回、雨が降らずに海の光景を終始楽しめたのは天の配剤と言うべきものでした。二人の長年の努力が報われる瞬間だったでしょう。我々の「午後の曳航」もそろそろ後半戦です。
6. ほたる祭りの日(ジュリン)
上國料、川村、共に上京してきた時期にたまたまよく聴いていた曲であるとのこと。ここで川村さんは「上國料さんみたいな人と東京で出会えて良かった…仕事仲間だけどそれ以上の存在で…」と涙。「こっちこそだよ!」と応じるかみこもうるうる。
7. 愛すべきべきHuman Life
ド定番の持ち曲。かなり近くで二人の客煽りを堪能しました。
8. ザ☆ピ~ス!(モーニング娘。)
オリジナルMVの船に乗る水兵さんのイメージから選ばれたと推測します。
9. か~てぃんこ~るんるん(スマイレージ・ミュージカル『SMILE FANTASY!』劇中曲)
何度か川村BDのラストで歌われた曲です。作詞:末満健一/作曲:和田俊輔…『LILIUM—少女純潔歌劇』に10公演通った身としてはたまらないコンビの作品。「かむかむ!かむかむ!川村文乃♡かわむー!かわむー!川村文乃♡かむちゃん!かむちゃん!川村文乃…」などと2人しかいないのに強引にメンバー紹介を二人分の名前で押し切ったところが楽しかったです。
※ライブ途中に金谷港に到着し、ライブと歓声とで船の荷役業務に支障が出た、とかで、一旦ライブを停止して2人のトークで間を繋ぐ時間もありました。
そして最後は第一部と同様、締めの言葉とテーブル巡回でのカードお渡しとトーク、かみかむお見送り、もう一枚のカードの係員からのお渡しがありました。テーブルトークでは何か言おうと思ったらかみこの方から「あ、2公演取れてる人がいる!」と機先を制されて取れ高なしでした(笑)。まあ、どっちみちそのネタくらいしか話すことはなかったんですが…。ヤケクソでお見送りでは首からパス2枚下げて「2公演とも楽しかったです!」で終了しました。(数日後のかみこバースデーにはさすがにパスは持っていきませんでしたが、お見送りで「今週は熊本までずっと「かみこウィーク」でーす!」と言ったら「そーなのー!」[疑問調ではなく断定調]と指を差されました。)
前述したように2021年の川村文乃のバースデーイベントは1部がサプライズでマグロ解体ショー、2部は予告されていたLIVE &質問コーナーという通常版で、正直1部の方にレア感があったのは否定できませんでした。今回も、両部とも激戦ながらやはりマグロの試食の方が倍率は高かったようで、2部はオマケとは言わんが…という前評判もありました。しかし、蓋を開けてみると、130人くらいの少人数で絶妙の環境で至近でライブを観る、というまたとない機会で、1部と同等またはそれ以上の貴重な経験となりました。
いずれ発売されるDVDと照合すると時系列違いや重要部分・発言の抜け等もあるかもしれませんが、まあ両部参加できた数名(数組)の中の一人のレポートとしてあえて公表させて頂きます。当方としては1部2部の大部分が映像収録されていることを願わずにはいられません。長文でのお目汚し、失礼致しました。(了)