ボカロ   近藤 みゆき

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冬でした。

シミジミとせみの声がします。

「かなー!!ちょっと時間みなさい!遅刻よ!!」

「ッ~・・・ママ?…ちょ 時間やばいって~」


私の名は香奈(かな)。14歳の中2です。

この頃、アタシはボカロ命。


「朝ごはんいい!」

「ちょっと待ちなさい!!朝ごはんくらいは・・・」

「いってきまぁす」

「かなーーーーーーーーっ」


キンコンカンコーン


「ミユキ、新・ボカロ見た!?新しく投稿されててさー・・・ちょうたのしーよ」

「えー?マジでー?帰ったらやってみるー」


私は、悲しいとき、いつでもボカロを聴いています。


「・・・グッ!?」

「かな?どうしたの!?」

「ッてて・・・お・・・おなかが少し痛かっただけだよ。腹痛、すぐなおるしw」


家に帰っても時々腹痛があったため、2日目には学校を休んで病院行きでした。

医者には、


「・・・ただの腹痛でしょう。ビルヘルミンの薬で大丈夫そうです。」


一ヵ月後


「完・全・復・活!」

「かな、※ヤミアガリなんだから、そんなに浮かれないでちょうだい。」

「うん。」


ヤミアガリというのは、病気から治ったばかりのことです。


「勇大!みてぇ、これ。治ったの。」


勇大は、彼氏です。


「香奈・・・オレ、香奈がいなくて超寂しかったぜ。治ってくれてありがとな。」

「あ・・・別に勇大がお礼言ってくれたら嬉しいだけでっ・・・」


きゃあああああ////


「ははっw香奈・・・全体真っ赤だ。」


うううううううううううううううう、うそぉーっ!?


「勇大っ☆アタシは照れてただけ!もうなんともないよ・・・。」

「マジか?」


ひゃああああ///

カオ近いよ・・・勇大・・・////


「じゃ。今日海行くんだけどさ・・・佳奈はヤミアガリだし、いけないよな。」


え・・・


「ううん、ヤミアガリが治ってきたもん。大丈夫だもんっ☆」

「ははは。香奈っておもしれーw「だもん」「だもん」ばっかいってw」


キュウ・・・。


「じゃ、また海で。」


勇大に言われたとたん、


「ぐふっ・・・!?」


腹痛が沸いてきました。


「いたいっ!助けっっ・・・」


バタン

その場に倒れたあたしは、何とか無事です。


「ほれ。香奈や。目を覚ましたぞ。母さんにゃ。」

「あら!カナ。無事でよかったわ。おばあちゃんも来てくだ去ったのよ。」

「かな。この袋を、ピンチのよきに開けなさい」

「おばあちゃん!・・・ありがと・・・!」


あはは。ななな なんか満足。


夏バナ2につづく

オペラ♪   森 千賀子


―――――――――――――――――――――


セイラは、日曜日にオペラ劇場に見に行きました。

舞台には、マダムマリアが美しい声で歌っています。

「♪ホラ、耳を傾けなさい♪さぁ、私に酔いなさい♪開く 運命この出会いを待っていた♪カナリアの~♪あなたが愛した♪乙女のさえずりを食らい♪乙女は光へ逃げてゆく~♪私の嫌いな光の方へ、私の行けぬ光の方へ、逃げなくさえずりを食らう~♪」

その舞台で歌っていた マリア・マダム のようになりたい!

その気持ちはいっぱいでした。

ある日せいらは、母に訪ねてみました


「ママッ、アタシもオペラ習いたい!!


「いいわよ。せいらの好きにしなさい」


そして、いつか私は劇団の門をたたいていました。


「いらっしゃい。」


憧れのマダム――・・・!!

顔からは笑みが噴き出しました。


「皆さん、今日は劇団のォーディションに来てくださってありがとう。」


マダムはそういって、ニコッと笑いました。

待ち時間で、せいらはあくびを出してしまいました。


「いけない。集中ッッ!」


パチン

           ・

せいらは自分のほを叩きます。


「次、6番!」


せいらは深呼吸をしました。


「ほ…ほら、耳を傾けなさい さぁ、私に酔いなさい 開く運めいこの出会いを待っていた♪貴方が愛した」

「カナリアの~♪」

「はっはい!」


せいらは歌を間違えてしまいました。

こんなのじゃオーディション落選しちゃう…!!

                      ・

そう思ったら、マダムの手が生らのほに当たりました。


「あなたの声…好きよ。でものどからもっと声を出して。」

「ハイ…」


ガタガタ


白い机が運ばれてきました。

上に紙が乗っています。


「二葉亭 製羅合格 リリー・アジェル合格 マリー・シム合格 ライム・アルウィッグ合格。

 以上4名が劇団に入る。」


やったぁ!あたしもはいってる!

午前はお手伝い。午後は練習で、少し忙しいスケジュール。

だけど、憧れのマダムに近づくため。

頑張らなきゃ!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

一ヵ月後


「今日の朝食美味しいね!製羅。」

「おはようリリー!アタシも食べるーってマリーは?」

「マリーッたらずっと寝てるんだから…!!」


でも、昨日は変な音で製羅は寝られませんでした。


「ね…ねぇ、リリー…。昨日ヘンなおとしたけど、それでもマリー、ずっと寝てたのかな・・・」

「うん、昨日は眠れなかったね。」


チンチン。

団長さんがグラスをスプーンで鳴らしました。

続けてマダムが言います。


「マリー・シムは昨日オペラを止めて、昨夜帰られました。」

「え・・・!?マリーが?あんなに楽しんでたのに・・・」

「ありえないっ!ねぇ、リリー!」


ギギィー


扉を開けてヴァイオリン係が言います。


「他の方々は退団しないよう!以上!!」


ところが、1人・・・1人と、その時期に入ったレッスン生たちがぬけ出していました。

マダムは毎日


「○○○○は、昨夜帰られました。」


そればかりを言います。


「レッスン生、せいらと私だけになっちゃったね」

「リリーは止めないでよね?」

「せいらこそ!!」


その夜

ギギィーッギャァー

カナリアたちが鳴き出しました。


「な…何…こっちに行くの…?」

「ギイー」

「あー、いっけない、自習練!!」


でも毎日、舞台には行きません。

夜に舞台に行くのは、マダムに許可を取っていないからです。

でも、カナリアがうるさいので、つい舞台に足が踊ってしまいました。

ドアを開けると


「きゃーーーー」


マダムがリリーの首筋に通る血をなめていたのです。


「…?あぁ・・・製羅ちゃん。もう見てしまったのね。

 きれいな声は最後においておいたのに。」

「マダ…ム……?コレ…どーゆーこと…??」

「私はいくつになってもきれいな声だわ。

でも、その声には秘密があるの。綺麗な声の女の子の血をすうと声が若返る。」


製羅は息を飲みました。


「そ…そんなの狂ってる…!!」

「そうねぇ…でもこうすればすごくいい気持ちだわ。

さぁ…!!貴方も私の喉になって、一緒に舞台で歌いましょう・・・!」


バン!!


「団長・・・!?」

「オーディションの歌、覚えてるわね。その歌詞の通り逃げなさい。」

「団長!どうして私なんかを助けるんですか!?」


団長は少しいきずまると


「貴方の声をなくすには惜しい…!!」

「・・・!」


製羅の目に涙がぽろぽろと落ちました。


「ォ・・・オーディションの歌・・・・何か当てはまる言葉は・・・私の行けぬ光の方へ!」

「待ちなさい!!」

「そういえばマダムはいつもマスクで目を隠していたかお


生らが屋上に行こうとするとフルート係が道を防いでしまいました。


「ひ・・・光…光の方へ!」


非常口からせいらは降りました。


「あ…あなた!どうして製羅ちゃんを逃がしたの!?」

「僕が貴方と結婚した理由はただひとつ。綺麗な声だよ。」

「・・・。」


マダムは息が一瞬 詰まってしまいました


「僕らは十分生きた。次の後代を待とう。」


マダムたちはそのまま骸骨になって消えて行きました。



えりりんのブログ

「きたよ」もいけなくなりました。

さいごに おかし や ふうせん をおいてくれてありがとうラブラブ


えりりんが大きくなったら、またあそんでねにひひ