かとうあさみ
加藤 麻美恐ろし塾
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ある、夏のこと。
「ママ!塾行ってくるね。」
と、ツグミ。
「行ってらっしゃい。気をつけるのよ。」
「はいっ!」
そうして、無事 塾に到着!
「国語ノートにこれ、全部写してから次の事やるのよ。」
塾の帰りにはすっかり真っ暗です。
雲ひとつない、一面、闇に包まれた空。
つぐみがぶるっと体をふるわせました。
「さむっ!!」
ポツリ・・・ポツリ・・・。ザァーーー!
「わっ!雨!?」
すると、小さい女の子が横断歩道の真上で
「道に迷っちゃった」
ポツンと呟いていました。
「私もあのお堂で雨宿りしよう!」
つぐみはオクテで誰にもあまり話せません。
すると、小さい子がつぐみにひょこひょこ近づいてきました。
「こんにちは。このお堂で雨宿りですか?」
女の子がスルっと首を寄せて言いました。
「は・・・はい。」
「しばらくここにいます。花です。」
「あ…。ッつッッつぐみです!!」
キラキラ。お日様が顔を出した時、雨はやんでいました。
「またね。つぐみちゃん。また、ここにくる?」
「来週来るよ。」
学校で、椿、つばきちゃんが言いました。
「つぐみー!今日は珍しく遅刻?」
「椿!てゆーか何のことはなしてんの?」
少し黙っていました。
思い出したかのようにくるっと首をこっちに向けて、言いました。
「パラソル塾の近くにある、渋谷学園あるでしょ。その前の横断歩道にでるらしいよ。」
「昨日女の子にあったよ。」
「え~!?来週私も行かせて!!」
「ええ・・・うん。ただの女の子なんだけどなぁ…」
1週間後
「準備オッケィ?」
「じゃ、つぐみ。出発~」
「進行!」
ちゅう1なのにはずかしいな。椿ちゃんは・・・。
塾の帰り。
一週間前のように急に雨が降ってきました。
「あ・・・。花ちゃん」
「つぐみちゃん!約束守ってくれたの?」
「やくそくだもんね。後、こっちにいるのは、つば―」
「つぐみ!用事あったよね!花ちゃんゴメンねー」
何々!?椿ちゃん!?
「椿!なに!?普通の子でしょ?」
「ツグミ!本当に・・・そう思う?」
「~~~っ!?」
「今は真夏・・・。服装が分からない?長袖なんて無理でしょ!?なのに、花ちゃん・・・」
「そういえば昨日とおんなじ服だった・・・あの横断歩道で冬なくなってずっとここに表れるのね。」
「じゃあ、さっそく学校新聞に載せちゃうわよ!」
あはははは・・・椿、やる気満じゃん・・・w
こうして、幽霊の正体は分かったのでした。