まだまだ続くすーやんロス

スマホの写真を見ては
先週の今頃は
まだカートに乗って
お散歩行ってたんやなあ

先月の今頃は
まだ歩いて散歩してるなあ

昨年の今頃は
まだ全く病気の影もなく
こんな毎日が
まだまだ続くと思っていたなあ

外出をすると
この道はすーやんと
お散歩でいつも通ったなあ
お散歩コースやったなあ
ここで信号待ちしてたなあ
と思い出しては寂しくなります


思えば
私がすーやんに最も助けられたのは
息子が大学で家を出て行った
あの4年間
何とか
空の巣症候群にならずに
すんだのは
すーやんがいてくれたから

すーやんも寂しいのか
息子が大学のある金沢へ
向かうときは行くなと
息子のリュックにぶら下がり
反対に久しぶりに
帰ってくると大喜び

息子がいない
息子の部屋で寂しそうに
鼻を鳴らしていたり
ずっと出て来なかったり

寂しさを共有する相手が
いる事はずいぶん気持ちが
楽になります

印象的だったのは
コロナ禍の真っ最中
息子が
大学もリモートになり
友だちにも会えずに
下宿で一人という毎日が続き
眠れない
何もやる気が出ないなどを
訴えるようになった時期

すぐに帰って来なさいと言うと
いつもならなかなか帰って来なかった
あの息子が翌日には帰ってきました
自分でもなんかおかしいと
思ったのでしょう
その時に家に入って
一番にすずを抱きしめていました

あの背中
あのモフモフは
心を癒やしてくれる
パワーがありました

ずいぶん助けてもらったね
ありがとうね
すーやん