プレイヤー、管理職など全てのビジネスマンに通じる野村克也さんの著書です。

名捕手、名監督で知られる野村克也さんがどのような工夫や努力をして成功をされたかということが、書かれてあります。

最近私はコロナ疲れで、少し鬱になりかけていました。本を読んでから、自分が甘えているように感じ、何か奮い立たせてくれるフレーズがいくつもありました。

その中で一番印象に残ったフレーズは、『妥協、限定、満足は禁句』です。
これくらいでいい、自分はこんなもの、これで充分よくやったと自ら決めてしまうと成長しないと書かれています。

特に『限定』は、落ち込んでいる時に、折れかけた心が繋がりました。

野村さん自身もそんな時期もあったと書かれていましたし、克服したからこそ名捕手、名監督と呼ばれるようになられたのだと思います。

2月に亡くなられた後にこの本を私は買いました。テレビで見ていた時は、偏屈な人だと思っていました。それが間違いで、努力家で繊細で思いやりのある素晴らしい形だと思いました。

このほかにも沢山の著書があるのでまた読んでみたいと思います。