30で結婚し、不妊治療を経て

30代半ばで双子を出産した私みや

30代半ばから40代は

ほぼ子育てに追われて

あまりあきの記憶がない。

 

産前産後で約一年お休みしいる間に

先輩お母さんのあやは、何度か

子供を連れて双子に会いにきてくれた。

 

その頃さやかも、子供が二人おり

地元帰省に合わせて

訪ねてきてくれたりした。

 

牧さんに至っては

3人目のおばああちゃんの如く

子供達を可愛がってくれ、

面倒を見てくれた。

 

もちろんあきも結婚祝いや出産祝いも

しっかりしてくれて、子供にも会いに来てくれた。

常識的なお祝い返し(内祝い)はしたと思う。

 

子供慣れしていなあきは、

うちの双子に会ってもどうしていいか

わからなかったのかもしれない。

 

同じように、未婚の友人でも

兄弟が多かったり、

甥っ子や姪っ子がいたりすると

子供なれしている人が多いが

あきは明らかに戸惑っていた。

 

それでも、写真では

両腕に抱っこしてくれてにっこり

笑っているあきが写っている。

 

 

仕事に復帰してからは

尚更時間がなかった。

 

あきは、私がいない間も会社を訪ねて

牧さんに色んな相談をしていたようだ。

 

私が、そんなあきの新たにピンチを知るのは

もう少し先のことだった。