教育で世界を平和に
ワクワクを仕事に
答えは1つじゃない!
『生涯教育コンサルタント』楠木誠治です。
本日より、お悩み相談シリーズを開始いたします。
塾長の領域である、脳科学・心理学・教育学からアプローチしています。
一つでもヒントになるものがあるといいなとおもいます。
1. 勉強のやる気が全く出ない
「やる気」という実体のない感情をコントロールしようとするのは非常に困難です。
科学的な視点からは、感情を無視して「仕組み」で動かすことが推奨されます。
脳科学的知見:側坐核を無理やり動かす
脳の奥にある「側坐核(そくざかく)」はやる気のスイッチですが、
これは**「実際に行動を起こす」**ことでしかオンになりません(作業興奮)。
-
アドバイス: 「やる気が出るのを待つ」のは脳の仕組み上、不可能です。「5分だけ単語を見る」「ノートの名前だけ書く」といった、**脳が拒絶しない最小の動作(ベイビーステップ)**を儀式として設定してください。
心理学的知見:自己決定感を刺激する
人間は「他人から強制される」と、たとえ好きなことでもやる気が失せる性質があります(心理的リアクタンス)。
-
アドバイス: 親や先生に言われてやるのではなく、「何を、いつ、どこまでやるか」を自分で決める範囲を広げてください。小さなことでも「自分で選んだ」という感覚が、脳に報酬を与え、やる気を呼び起こします。
教育学的知見:足場かけ(スキャフォールディング)
やる気が出ない原因の多くは「何から手をつけていいか分からない」という認知のオーバーロードです。
-
アドバイス: 全体像を見すぎず、今日やるべきことを「1枚のプリント」や「5つの単元」に細分化してください。適切な難易度の設定(現在の実力より少しだけ高いハードル)を用意することが、学習への意欲を持続させる鍵です。
