楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。
Terakoyaのご父兄から、とても素敵なメールを
いただきました。
ご紹介します。
今日、主人と子供が2人でお風呂に
入っていたところ、たまたま会話が
聞こえてきて思わず笑ってしまいました。
「パパー むほんてなに？なんでむほんになったの？」
「えっ⁈ 明智光秀の事聞いてるの？」
「そうだよ、むほんてなに？」
時々こんな質問をしています。
その度に主人は驚きながらも嬉しそうに
長々と説明しています。
普通の6歳児で、妖怪ウォッチも仮面ライダーも好きですが、
同じように歴史も好きな様です。
本人は気付いていませんが…。
ありがとうございました。
このメールを読んで感じたことは、
幼少期に親から何度も繰り返される「刷り込み」です。
幼稚園の子供が「パパ、むほんってなに？」
と聞きます。
この時に、「難しすぎてわかんないよ」
と答えたとします。
すると、お子さんは
「難しいことはわからなくてもいいんだ」
「難しいことを質問すると、パパは喜ばないんだ」
と印象をうけます。
これが繰り替えされることにより、
「パパに難しい質問はしてはいけない」
と刷り込まれていくのです。
これが、幼少期の刷り込みです。
刷り込みは悪いことばかりではありません。
難しい質問をするたびに、
「すごいね、難しいことに興味を持って」
と褒められ、丁寧に話をしてくれたら
「難しい質問をすると、パパは褒めてくれる」
「パパは、いつもちゃんと答えてくれると」
良い刷り込みへと変わってくるのです。
これが、お子さんの勉強への興味を加速させていきます。
幼少期に、いかに勉強への良い刷り込みが出来るか？
それにより、今後の人生が決まってしまうのです。
