奥の細道 | 1週間で勝手に勉強する子供に変わる、親勉!

1週間で勝手に勉強する子供に変わる、親勉!

東京で全国から参加されるお母さん方に
『1週間で勝手に勉強する子供に変わる、楽しい家庭学習 親勉』を
お伝えしています。


一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。


娘が一年生の時、江東区にある松尾芭蕉の住居後に連れて行きました。

ちょうど奥の細道の暗唱をさせていた時期だったので、
「少しでも興味を持ってくれれば」と、出かけました。

庵には、旅立ちの「月日は百代の過客にして」の有名な碑があり、
娘はとても喜んでいました。

「松尾芭蕉は、ここから岩手の平泉まで歩いて行ったんだよ」
と言うと、既に日本地図が頭に入っている娘は、
その移動距離に大層驚いていました



三年生のときは、平泉に連れていきました。

当時世界遺産に認定前の平泉の三月は、雪も残っており、
観光客もまばらでした。

参道を歩いていていると、突然娘がある土産物屋の前で足をとめました。
物を欲しがることがめったにない娘が
「これ買ってもいい?」とおねだりしたものは、南部鉄器でした。

岩手の伝統工芸品は南武鉄器」と幼少のころから覚えていた娘は、
初めて本物を見て興奮していました。

「これはIHにも仕様出来るのか?」という疑問と高額な値段に躊躇し、
結局あきらめさせました。

かわりに金色堂前で御朱印帳を購入し、書いていただきました。
この御朱印帳は、今でも娘の宝物になっています。


五年生の時、山口県の壇之浦に行きました。

この頃には年号も覚え、歴史の知識もだいぶ定着していました

壇之浦には、平家と戦った源義経像がありました。
「義経はここで平家を倒し、大活躍したのに、
最期は平泉で殺されるんだよね。
それから約500年後に、芭蕉が義経の思いをたどって、
平泉に旅するんだよね」
と言った娘の顔には、とても感慨深いものがありました。


今日娘は、中学の校外授業で三泊の東北旅行に出発しました。

平泉にも行くようで、とても楽しみにしています。
「平泉に言ったら、奥の細道の「平泉」の章を唱えるんだ」
と数日前から、暗唱の練習をしていました。


歴史の醍醐味は、数百年前の人物の体験と自分の体験を
重ねられること
にあります。

そこにロマンを感じられます。

ジャニーズにドキドキする中学生もいいですが、
歴史にドキドキする中学生もなかなか良いものです。

7年前、「少しでも歴史に興味を持ってくれれば」
と連れて行った芭蕉庵が今日の娘の糧になっています。



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