数年前のことですが、
「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートへ行きました。
あの時も、やっぱり最高でした。
毎年クリスマスが近づくと、
なぜかふと思い出す出来事のひとつです。
会場に入った瞬間の、あの空気。
子どもたちのワクワクした声と、
どこか大人の私まで包み込むような安心感。
そして、歌。
歌が上手いって、
「音程が正しい」とか「声量がある」とか、
そういうことだけじゃないんだなと、
あのコンサートに行くたびに思います。
心に、まっすぐ響くということ。
理由はわからないけれど、
歌を聴いていると涙が出ることがあります。
嬉しいとか、悲しいとか、
そういう感情の名前がつかないまま、
ただ胸がいっぱいになる感じ。
不思議なのは、
「今日はこれが聴けたらいいな」と
心のどこかで思っていた曲が、
なぜかセットリストに入っていることが多いこと。
もちろん、毎年必ず抽選に当たるわけではありません。
でも、振り返ってみると――
その年、少ししんどいことがあった時ほど、
不思議と当選している気がするのです。
そして実際に足を運んで、
歌を聴いて、笑って、
気づけば元気をもらって帰ってくる。
「大丈夫だよ」
「また頑張れるよ」
そんなメッセージを、
言葉ではなく、
歌と空気ごと受け取っているような感覚。
スピリチュアルと言うと大げさかもしれませんが、
必要な時に、必要な場所へ導かれているような、
そんな不思議なご縁を感じています。
今年もまた、
クリスマスが近づいてきました。
あの時の歌声を思い出しながら、
少しだけ、心をゆるめて過ごしたいなと思います。