(この記事は、不快に思う方もいるかと思いますのであらかじめご了承下さい。
今、もし私と同じ境遇にいる方の少しでも力になれればと思い書いてます。)


はじめましてミッドワイフとの面接。黒人のおばさんで名前はエスターさん。優しそうな人だった。
まず一番心配なのがやっぱり出産費用。
電話で事前に私が無保険妊婦だと告げてあったので
料金表を見せてもらい、調べた料金と同じだったので安心。
次に心配だったのが自宅出産になった場合のリスク。
これは、やはり避けられないエスターさんが言うには今まで死人は出ていないとか。
本当のところは言わないよね。

その日に自宅出産をする方向でミッドワイフに伝え、次の週にはじめての妊娠検診をしてもらった。

ミッドワイフの妊娠検診(血圧、子宮底の長さ、お腹の触手)のみ。

え、エコーは?!

エコーは専門医しか出来ないからミッドワイフがエコー依頼書いて大きい病院にいってしてもらわないといけないんだって。

という訳で、妊娠何週か分からずはじめての健診は終わると思ったら、エスターさんが、赤ちゃんの心拍確認してみようか?14週ぐらいから聞こえるからと言って下さり。
お腹にマイクをグリグリ

『ドクンドクンドクンドクンドクン…』!!!!!!!!!!!

その音はしっかり、強く、確かに聞こえた!!!!

ちゃんと生きてる!しっかり強く赤ちゃん生きてる!私のお腹に本当に2人目のあかちゃんがいるんだ!!!って泣きそうなぐらい嬉しかった。
だって妊娠検査薬してから既に1ヵ月半以上経とうとしてたんだもん。それまでつわりがあるものの本当に妊娠したのか不安だったから。


ミッドワイフに決めて数ヶ月たった。

未だ無保険妊婦。


妊娠検診は自己負担でレシートはとっておく(絶対にとっておく)

2010年4月中旬、出産予定日3ヵ月前。

手紙が届いた!B.CメディカルOfficeからだった!
内容は、『移民局から書類審査が開始し移民見込みがでましたので、あなた(パット)の妻(私)のメディカルナンバーを発行します』
と!!!!!

やったぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!!

遂にカナダの国民健康保険に入る事が出来ました!

カナダの国内移民申請書類を送ってから6ヵ月が経っていた。
妊婦7ヵ月目に入っていた。

これで、晴れて無保険妊婦を卒業し
普通の幸せ妊婦になれました。



カナダの国民健康保険に入れれば妊娠検診、出産費用すべてタダになる。自費で払った検診料はレシートがあれば、全額返ってくる。(返金までかなり時間はかかったが)

さあ、無事にカナダの国民健康保険には入れたという事は病院や産院での出産が可能になった。

自宅出産を止めてもミッドワイフは同じ人で病院に変える事もできる。

悩んだ。

とことん悩んだ。


自宅出産の記事を読んでハイリスクである事も頭に叩き込み、病院や産院を比較した。


① カナダの病院や産院は普通分娩だとその日に家に帰される。

② 帝王切開でもたった3日で、帰される。

③ 言葉の壁、パットなしで病院の人達とコミュニケーションがとれるのか。

④ パットが出産立ち会う時テヤのお世話はどうする。(義母さんは自分のベッド意外で寝れない人だから、ウチに泊まった事が一度もない)

こうして悩みに悩んだあげく

自宅出産をする事を決意しました。