カナダで自宅出産レポを書いてる途中ですが、、、


自宅出産を選んだ本当の理由も書きたいと思います。


(この記事は、不快に思う方もいるかと思いますのであらかじめご了承下さい。
今、もし私と同じ境遇にいる方の少しでも力になれればと思い書いてます。)



実は無保険妊婦だった私。


2人目の妊娠発覚したのが2009年11月28日、カナダに来て3ヶ月目である。
当時私は、移民申請(ファミリー申請)をカナダ国内からしていて10月に申請書類を郵送したばかり。
カナダへは観光ビザで入っていた。

妊娠が分かる一週間前の出来事。
その日パットが夜ごはんを珍しく作ってくれた。チリスープだったの、一口食べてビックリ!ちょ~辛いの!でもせっかく作ってくれたし、しかも大量にね… 頑張って食べたのでした。しかし、翌日パットのランチにするために朝一でチリスープに火を通しているとチリスープの匂いで猛烈な吐き気!
昨日辛いのを我慢して食べたせいだと思い気にも止めなかったかが、次の日もその次の日も朝起きると猛烈な吐き気。

食あたりかと思ったが、念のため妊娠検査薬チェケラしてみたら、あら~しっかりクッキリ+のマーク!!2人目を妊娠している事がわかり、パットとハグしながら2人大喜びしていました。


が、その喜びも砕かれそうな問題を知る事になるとは誰も思わなかった。


カナダ人は、MSP(国民健康保険の様なもの)というのに入っていて、妊娠検診・出産や救急車の使用費用などが全て無料になる。

しかし、私はカナダ人ではないし移民申請をしたばかり、カナダの国民健康保険に入るためには私の移民の書類審査が開始し、尚且つ移民の見込がある連絡が来なくてはならない。
カナダから国内申請してから移民完了まで最短6ヵ月最長1年。


娘のテヤは父親のパットがカナダ人だという事で、日本で生まれたもののカナダに来て1、2ヵ月でMSPには入れた。


私は観光ビザで入っているけど、旅行中に入れる保険などには一切入っておらず、日本の住民票も抜いてカナダに来てしまい保険が全くなかったのだ。

その現実を知った時、一気に目の前が真っ暗になった。

まず、最初に調べたのがカナダブリティッシュコロンビア州で無保険での出産費用。

病院での出産
最低約150万円最高約1000万円(帝王切開などこの金額が絶対ではありません)

無知って本当に怖いですね。無保険って怖いですね。
そんな大金、どうやって工面するんですか。

次に調べたのが、今からは入れる日本の旅行保険。

しかし、これには妊娠、出産に関しての費用は保障されないものばかり。あったとしても、既に妊娠している私が入る事は極めて難しい。保障されても命の危険がある時のみ。


と、何社か日本の保険会社を当たってみたが結局、入れなかった。