11/10(月) 1グループの研究会を行いました。
今回は、代休で休みだった小学生の子どもたちがいたことと、
飛び入りで、お父さんの参加があったことで
ふだんとはまた違った雰囲気での、研究会でした。

今回のテーマは、『お父さんのことを子どもに語る

この課題は、夫婦の信頼関係とお互いの敬愛の気持ちがあってこそ
成り立つ課題です。
子どもの年齢によっても、伝えたいことが違ってくる難しさもあります。

記録は、かなり個人にたちいった内容でしたので、全体から感じたことを
記してみます。

 父の克服力
 子どもに育てたい力のひとつ、チャレンジする力にかかせないのは
 ものごとを克服していく力
 実生活の中では、ものごとを達成することより、克服していく
 ことのほうが、はるかに大変だし、その機会のほうが多い。
 それを考えると、父親の投げない姿勢(克服力)を見せるのは
 とてもいい。

 夫婦の中の個の問題
 夫婦であっても、”個”を持っている。
 信頼と敬愛で、個を包みこむ → それがお互い認めあう ということ

 なにで信頼を築くか?
 子が、父はすごい!と思うことが、たとえば、学力や経済力だったとき、
 その思いは崩れることがありうるし、崩れたときショックが大きい。
 学力や経済力ではない、信頼を築く必要がある。

内容的にも深く考えさせられる課題で、中味の濃い話が聞けた研究会でした。

11/7(金)市民センターに集まって、おしゃべり会をしました。

おしゃべり会というのは、研究会に先立ち、
課題についての取り組みを話したり、
子どもや夫婦のかかわりの中で気になることを話したりするのが
目的ですが、いろんな方面に話がおよび、メンバーにとって、
とても有意義な時間となっています。

今回の参加者は、1グループのメンバーだけでしたが、8人参加。
お父さんのことを子どもに語る』という、今月の課題に
ついて、いろいろと話が出ました。

父親のことを子どもに語るとき、
父の批判ではなく、
あこがれの気持ちを深める話ができるかどうか

それが案外難しく、苦戦しているという話が出ました。

子どもが、父親のことを悪く言ったときが、父親のよいところを
話すよいチャンス!という意見も出て、なるほどと頷きました。
そのためには、夫婦の信頼関係と夫に対しての敬意が
もちろん大前提。
深い課題です。

       *   *   *

わたしたちの取り組んでいる子育て文化が広まるために・・・
という話の中で出てきた話題に、

 子どもを預けて自分の趣味に時間を使っても、
 預けている間の罪悪感や、すぐ引き戻される
 現実のことを考えると、心底楽しめない。
 だったら、母のために時間とお金を使う機会として、
 親子がともに楽しめる接し方や、考え方を学びたい。
 せっかく親になったんだもの、今しかできないこととして
 楽しみたい。

という意見が出て、一同、深く共感しました
毎月、1グループ、2グループともに、前の月に出された課題で出た
親子の会話を持ち寄って、メンバーのみなで共有する時間を
持っています。

今回は、1グループの10月(10/16)の研究会のご報告です。

今回のテーマは、『小さなことの 大きな価値を たくさん語り伝える

小さなことって、なんでしょう。

たとえば、植物への気持ちを寄せることで、植物の変化を肌で感じ
親しみを持つということだったり、
家族に対する、さりげない気遣いや、相手をいたわる気持ち
日常の生活習慣の中で、大人が見落としてしまうような気づき
だったりするのでしょう。

ふだんせわしなく 時間に追われていると、
子どもとの会話を楽しむどころか、こどものことを追い、
早く早くと、行動をせかしがちです。

でも、ふと目をむけてみれば、子どもは、子どもの目線で見た
驚きや発見、観察をたくさんしていて、身近な家族に
共感してもらえることを、望んでいるということが
よくわかります。
共感してもらえたときの、表情や目の輝きは格別です!

毎日の生活の中で、"待つ”ことは、ほんとうに難しい。
でも待たないと、大事なことは身につかない。
小さなことを、何度も親子で見つめあう機会を、意識して持つように
心がけたいところです。
そうした経験が積み重なって、感性が磨かれていくということを
心にとどめていたいと思います。

      *   *   *

姉の持ち帰った蚕を観察しながら、想いをつづったSちゃん(小3)の
詩から

     
かいこのわたし     
                しろいかいこ

    わたしはかいこ
    幼虫のときはいっぱい食べるけど
    まゆと成虫のときは 何も食べないの
    成虫だと ただしずかにとぶだけなんだ
    だからわたし幼虫のときがすきなんだ


かいこの幼虫が葉っぱをひたすら食べる姿は、平凡といえば
平凡な姿なのに、Sちゃんはそのかいこをいとおしく思っています。
おそらく無意識に、小さな物の命の誇りを感じているのでは
ないでしょうか。


同じく、Sちゃんの詩から。

     
あまいもの
               さとうあまみ

    あまいものってなんだろう
    さとう、チョコ、ジャム、 いろいろあるけど
    わたしって本当にあますぎるって思うでしょ
    わたしの親友のしおくんはね しょっぱくていいよね


朝ごはんで、あまりたっぷりジャムをつけるので、おかあさんが怒った・・
怒ったその日に作った詩だそうです。
自分が大好きな砂糖になって、怒られない塩くんはいいよねと
うらやましがる発想がとてもユニークです。
マザーグースの詩のようで、かわいくて。
おかあさんは、この詩を読んで、怒ってしまったことを反省したと
話していました。


小さなことの大きな価値、このあとも少し紹介を続けられたら、
と思います。