先週は、来客や、出かけることが多く、庭の手入れが出来ていませんでした。


まあ、暑いのと、虫が怖い私は、庭に出るのが嫌だったのもありますが(笑)


小松菜がお化けのようになり、大葉がたけて固くなっていたり、ホウレンソウは花真っ盛り。


ひどい状態なんでせめて、棟の横の通るスペースだけでも雑草取りをしようと思うのですが、雑草も多い茂っていて足を入れるスペースもありません。


普通、種や苗を植える時、雑草が出ないように、黒いシートを地面に貼ります。


邪魔くさがりの私は、シートも貼らなかったんです。


そこで、鍬で雑草を一掃しました。


あとは、土から出てきた、雑草の根ごと土を払うだけです。


野菜を取ってしまった棟も壊しました。


雑草を取ってしまうと、なんと、えび茶色の混ざったこげ茶の土が出てきました。


太いミミズも、ダンゴ虫も。


土は、ほかほかふわふわです。


素人の私でもよい土だなあと思います。


庭ははじめ山土で、小石はごろごろ、赤土で水はけも悪く到底野菜づくりには適していませんでした。


土を買いまいて、牛ふんや鶏糞、石灰をマメに撒いていたのですがよい土とは言えない状態でした。


雑草の働きってすごいですね。


前に、畑仕事をしているときに、宇宙語でぶつぶつ言っていると、野菜をつくるところだけ耕しなさい、そのほかはそのまま雑草をはやせておきなさいというチャネリングを聞いたお話をブログに書きましたが、その通りなんだと実感しました。


雑草の根は自然肥料なんだなと思います。


雑草の陰に隠れて土が乾燥することを防ぐ。


雑草の根にはミミズや虫が寄ってきて、微生物が増殖する。


そのおかげで土が良い方向に変わる。


太陽光線をいっぱい受けた雑草が、根に十分太陽の恵みを蓄える。


すごいですね。


そして、キュウリを作っているのですが、種を10個ほど4か所に撒きました。


三か所のきゅうりは目を出し、それなりに大きくなっていますが、一か所はあきらめていました。


雑草を取っていくと、その陰から、大きなきゅうりの苗が出てきました。


実はそれが一番発育がよかったです。


もう一つ面白い事を書きます。


よく、虫が新芽を食べてその野菜は全滅したといいますが、実は虫は絶対全滅させないんですよ。


ある程度、葉を食べて、いくつか苗をダメにしても、撒いてあるすべての苗には手をつけない。


これが私の発見です。


農家の方にとってはそれがお仕事ですから死活問題かもしれませんが、家庭菜園で家族のものが食べる分ぐらいは、虫も残してくれます。


自然はすごいですね。


太陽も、虫などの生き物も、もちろん土も人間を生かせてくれるように計らってくれているように思うのです。