みなさん深夜にこんばんは~(*^^*)
普段ならここ気ままな散歩、今週の万歩計なんですが
この【独り言】子供の時のわだかまり・・・終わらないまま持ち越すと
数人にクレームいただきそうなのでアップします
【おーちゃんがやらかしたんだよ】写真と内容は関係ありません・・・
そしてみなさんお気づきだと思うのですがこの話は
(子供の時のわだかまり)という題名なんです・・・
サンダルを持って上がり、無事を確認した私とこばちゃん、下から
『またな~』って声をかけた、振り向かずにそのまま下流に歩き出した
そしてその後、おーちゃんは何をやらかしたのか?
1.上から飛び降りた
2.お父さんと大喧嘩をした どう思いますか?
3.その他・・・
正解は 3.その他です
当時まだ私たちはコンビニのようなビニール袋を知りません
街中には茶色い大きな紙袋と新聞紙が落ちてるぐらいです、空缶もありません、瓶です
そしてこんな川べりにはなぜか子供が目にしてはいけない週刊誌が雨に濡れて分厚くなって
そのあたりに落ちていました
おーちゃんは週刊誌の上に茶色い髪を乗せ、その上にサンダルを並べたのです
彼の中ではこれで下のマネキンとのつながりが出来上がり作品の完成です
今だったら上から写真でも撮って出来栄えを確認できるのですがそんなものありません
翌日学校でおーちゃんからその完成度の良さを聞き『お~やるな~、それ見に行かないと~!』
こばちゃんと私とおーちゃんはとりあえず学校帰り崖の上から眺めてみることにしたのです・・・
3人ともまだカバンをもったまま、私たちの小学校はランドセルじゃなかったのです、普通のカバン
子供によってさまざま、リュックのような形のカバンの女の子はいましたが男性は
トートバックのようなもの、その中に給食を残したこのパンとかが無造作に入ってる
私が食べるんじゃないんですよ、猫とか犬とかハトとかにやってたんです、当時まだ野良犬も
割といましたから…
ホテルの角を曲がるとがけの横です、すると目の前に数人の人だかり
3人は顔を見合わせて、何かよからぬことが起こってるようなことを感じていました
その中のおじさんが『この子たちや~』って指をさされたのです・・・
察しのいい人たちはわかったと思いますがこの作品が問題になっていたのです・・・
川底には警察官らしき人がズボンのすそをめくって2人います、上には若い警察官1人と
普通のおじさんが2人いました
『きみ等か、こんないたずらしたのは!』と一般の人らしき人が怒鳴る
少し委縮気味の私とこばちゃんとは裏腹に『ちょっと遊んでただけです』と大きな声で
反論したのはおーちゃんです
でも大人はもう『こんな悪い事してまだそんな事言うのか~』って勢いです
まあ私は今でこそこんな事態がもし降りかかっても鼻くそでもほじくっていれるのでしょうけど
まだ当時怒られるのは言うても小柄な若い母だけです、しかも大声を張り上げる
タイプじゃないので私は動転している・・・まだおーちゃんは戦っている・・・
そしてついに・・・
若いおまわりさんがおーちゃんと私とこばちゃんの頭を叩いたのです・・・
『何すんねん!』『パパに言いつけたるからな~』『覚えとけ~』
もうその瞬間周りの大人は私たちを押さえつけ始める・・・
やめろや~、私も抵抗しますがまだ5年生ですからね、やんちゃでも大人のおじさん
相手にはちょっとね
ここでこばちゃんが押さえつけるおじさんをはがしにかかり、私が自由になったのです・・・
こばちゃん一番大きくて強いからね
もう私は誰かこちら側の味方を見つけないとこのまま3人とも牢屋の中に・・・
私の母はまだ仕事場、電話しても1時間はかかるし頼りになるかな?
こばちゃんのところはおばあちゃんだけだがお父さんに連絡が出来ると思った
でもとにかくここはおーちゃんのお父さんが家にいることを願って走ることにした
呼んでくるよ~ 言い残して走った、子供のころこの距離すごい距離だと思ってたんだけど
おーちゃんの家は400mほど、こばちゃんの家は500m弱 すごい長かった気がした
おーちゃんの家の玄関より病院の玄関が近いが開いてない
玄関があいてた、 おばちゃん、おーちゃんが捕まった、助けて
先生は?駅前のホテルの横の川のところ、派出所のおまわりさんに頭どつかれて・・・
もうその言葉の途中にサンダルはいて先生が走り出した、おばちゃんは・・・へたってる
今考えるとそりゃ~そうだよね、かわいいかわいい子供が警察に捕まったって言われると
私はそのままこばちゃんの家にいった、おばあちゃんはいない、きっと市場だと思った
そしてよその家なのに勝手に母の会社に電話をした、理由はなんであれマネキンを自殺した
人に見えるように川の底に埋めたこと、おーちゃんとこばちゃんが捕まったこと
お巡りさんにどつかれたこと、こばちゃんのおばあちゃんがいなくて助けに行けないこと
表に出ると割烹着のこばちゃんのおばあちゃんが自転車で帰って来てた・・・
なぜかここはいきなり説明すると死ぬかもと思ったのか少し遠回しに・・・
あのな、さっきな、駅のホテルのところでな、こばちゃんとおーちゃんが
おまわりさんにな、捕まってん・・・おばあちゃんは『へっ?』って顔してた
おーちゃん先生が助けに行ってくれたけどこばちゃんのパパとママにも
連絡してほしいねんって言うころにはばあちゃんは自転車で走りだしてました
そして私も走り出し、ガードのところで自転車押してるばあちゃんに追いつき
自転車を押して登り、もうこの時は50mほど離れたところの派出所に移動していた
そこでもおーちゃんのひとり舞台で大騒ぎしていた、こばちゃんは黙って泣いてた
おーちゃん先生は子供の言い分を全面的に支持、『誰やどついたのわ』と収拾がつかない状態
ふっとこんな時、きっと大人が集まると『あいつが悪いんや』ってなるような気がした
こんな時不思議ですね、警察Vs. おーちゃん親子、警察Vs.こばちゃんとばあちゃん
実は私だけ椅子に座って取り残された状態です・・・
それぐらい時間がたったのかわからないがこばちゃんばあちゃんチームが帰宅
『teracyanまたな~』って…もちろんこばちゃんに私も連れて帰るよというようなことは
出来ないが、どうも大事にならない気配は何となく私とこばちゃんは思ったみたいだ
でもおさまらないのがここ・・・おーちゃん親子チームです、もう警察官の上司も
みんなひっくるめて『お前らな~』って状態です、おーちゃんとこもこばちゃんとこも
お父さんがいい年の子供でかわいいんですね、きっと
季節はもう冬だったんですね、どっぷりと日が暮れたころ
おーちゃん親子のがやられた犯人のような捨て台詞を残して帰ることになります…
『お前ら覚えておけよ~!』・・・子供心にそれ悪人側のセリフやん~!
警察官側も謝らないんですよね、この時代・・・
おーちゃん親子は帰りしなにこの子も帰らすでって言ったのですが
警察官は『お母さん来るんやな?』って私に言ってそのまま拘留です
帰りしなおーちゃんが『teracyanありがと』と言って派出所を出たのです
まあ何とかおとがめなしで釈放と思っていましたがそうではありません・・・
もう続けないね、書きます書きます
ここで母の登場です、社長に車で送らせたのです、ベージュのドンゴロスのような生地の
コートを着て現れた母はきっとこの時35歳ぐらい?
従えてる社長が45歳ぐらいですからおーちゃんとこの先生より少し若いところかな
風体はサバのようなスーツで色黒な強面です、もう3人ぐらいならピストルがないと
勝てないと思わせるような感じです
そして母はまったく事情も何も説明してないのに座ってる私を抱えて、警察官をにらみつけたのです
まるで般若のような顔というかキングギドラが火を噴く寸前のような顔をしたのです
その時に私たちの頭を叩いた警察官が『すいませんでした』と言ったのです
警察官は心が折れたのでしょうね
一言もしゃべってない・・・母はそのあと『帰るよ』と私に一言だけ・・・
その後学校に行きました、校長室です
おーちゃんちもそろって、こばちゃんちはお母さんだけ、ここでも母は
校長に『どうするつもり?』の一言だけ、社長は表で待ってます
後日個別に警察官が謝罪に来ました、私のところは当日の夜、私のカバンが道に置いてあったので
その後警察官はこばちゃんと私には駅横の駄菓子屋でお菓子を2回ぐらい買ってくれました
問題はこの表題なんです、子供のころのわだかまり・・・
わたしこの後、カブスカウト、ボーイスカウトの行事ごと以外でおーちゃんと遊ばなくなったのです
中はいいのですよ、ケンカもしないし普通にしゃべるがあの言葉が記憶に残ってて・・・
『一緒に遊ぶな』あれです
こばちゃんはその後名門中学、名門高校、そして東の大学へ
おーちゃんは大阪の有名中学、有名高校でしたが落ちこぼれて京都の同○○大に行き、入り直して京の大学へ
そして今は内科の医師です
そこから40年、こばちゃんは数回会いました、おーちゃんは1度も合わずおーちゃんちの前を通ったのです
すると曜日により大きな病院の医師をしてると張り紙があったのです
ここ私の病院やん・・・ というのはこの当時かなりの病院のメンテしてたんです そこにいました
初診料当時7000円を1万7000円にした病院です…
患者減らしたくてしたのです、そこにいるということです
それから病院で会い、その後は主治医です
前回の病院の時に少し昔話になったのです、teracyanがこの病院にいること
おやじが亡くなる前に話したらどうしてる?元気にしてるか?おもろい子やったな~って
私と遊ぶなって言われてなかったか? マネキン事件の時とか?
『言われたことないな~、あやまったか?って言われたけどな、おもろかったな~』
実はその前に家の前で先生がおこってたの聞いたんや、あいつと遊ぶな~って…
『それ、こばちゃんやな、うちのおやじこばちゃんのおやじとライバルやったから』・・・
今度家いくわ、お線香あげにな (*^^*)
という話だったんです、こんな長くなった~