創作を通して交流する場所になればと始めたトモニサク芸術祭。
咲く屋メンバーの皆さんの元気いっぱいの作品が展示されました。

高松市の田町商店街に突然現れた不思議な空間。
たくさんの人が振り返ったり足を止めたり。
椅子に一杯並んでいるのは「さをりん村の仲間たち」
咲く屋ではさをりんと呼んでいます。
作業をしていたらいっぱいできるさをり織りや生地のハギレを思うがままに段ボールにペタペタ張っています。作りながら
「これ耳かな」
「しっぽが欲しい」
など皆さん自由な発想で不思議な生き物をどんどん作っていきます。
さをり織りのタペストリーもたくさん。
展示なので思いっきり好きに織ってもいいとなると皆さんほんとにはじけています!

商店街という立地のおかげで1日目も二日目もたくさんのお客様がいらっしゃいました。

みんなで頑張って作った雑貨を品定めしてご購入いただき、咲く屋メンバーの皆さんがやりがいを感じられる良い体験となりました。

大人にはこんな織り方はできないよ。すごいよ!ととても気に入ってくださりました。良くお似合いですね。
咲く屋インスタをフォローしてくださった方にサービスで行ったミニさをり織り体験も好評で皆さん笑顔で楽しまれていました。

いつもはあまり身近にない福祉事業所だけれど、作品展という場があることで見に来る方がいて「初めて見たけど面白い」「さをり織り楽しかった」「みんないい人たちですね」「これすごく可愛い」という心の距離が縮まったのを感じられるご感想をたくさんいただきました。また、商店街のオープンスペースでの開催というところもたまたま通りがかった人が入場しやすくよかったです。
余談ですが、咲く屋の敷地で採れた渋柿を詰め放題で販売したところ、柿が欲しいお客様と話し込んだり、ギャラリーの管理人さんからは販売のコツを教えて頂いたりと人情味の溢れる交流ができたのがとても面白かったです。
昨年よりもさらに地域交流や作家さん同士の交流という点で進化を感じられたトモニサク芸術祭2025でした。これからも楽しく継続できたらと考えています。










