これまで食べた食パンの数を・・・ちゃんと記録している男こと野ゴン太。高校までは毎朝食パンをトーストして食ってたんですけどその時間が惜しくなる年齢になるにつれ食べる機会を失っていたのですがここ最近たまに、晩御飯のことを考えるのが面倒になるともうトーストでいいや!ってなりまして、また再び食べるようになりましてと。

 

買ってきた安っすい食パンを自宅の安っすいトースターで焼いて食うわけですが、なんか、なんか…なんですよね。期待していた以上でも以下でもないというか、虚無。虚無を食ってる感。お高い食パンをお高いトースターで焼いて食ったことないからその差はわかんないんですが、きっとここにお金をかけた分違う世界が開けるんだろうな~なんておもいつつ、そこに金を掛ける余裕がないので安っすい食パンと安っすいトースターでよしとしてるわけですが、現状なんとかしたいわけですよ。味はとにかく「夕食を食べた」だけでいいから虚無でも別にいいやと上のお口はそういいますけど、下のお口はおいしぃものが食べたいよぅ…涙 こう申しておりましてね。なんとかしたいと思っておりまして。

 

 

ある日突然どうしても焼いたお餅がた食べたいという衝動を抑えられず会社の帰りにスーパーに寄ってお餅を買い、自宅で例の安っすいトースターで焼くわけですが、あみあみにくっつくのが嫌なんでね、あみあみにアルミホイルを敷いてお餅を焼いて食いましたのね。うまうま。

 

数日後、

 

今度は晩御飯のことを考えるのが面倒になってトーストでいいや!の症状がでましてね、例によって安い食パン買って安っすいトースターで焼こうとしたときに、お餅を焼く際にあみあみに敷いたアルミホイルが残ってて。捨てりゃいいわけですけどその時なぜか敷きっぱなし、アルミホイルの上に食パンを乗せて焼きましたのね。

 

チン。

 

炊きあがりにバターを塗って無で食べだしたのですが、まぁこれが無茶苦茶美味しくて。なんていうのかしら表面は赤外線で焼かれ普通にカリカリですけど、裏面はアルミホイルで赤外線を遮断されているためカリカリ感全くないんですけど、熱では温められているので冷たくないし、ていうかふかふか感が半端ないんですよね。極端に例えると食パン工場で機械から出てきたばかりの状態感というか。芳醇増。マジで。

表面で焼けたカリカリを味わいつつ、裏面でふっくら感と両面カリカリでは薄れてしまう小麦の香りを味わいつつ、というか。食パン、トーストを食ってる感をちゃんと実感することで無で食べだした目に一瞬で生気が戻るほど劇的な違い、美味しさに衝撃を受け、以降はこの焼き方を続けていますのね。以前まではトーストでいいやで食ってましたが今ではと今晩はトーストが食いたい!に変わるほどの変化。

※晩御飯にトーストという発想はどうなん?というのは受け付けない。

 

孫はいないけど孫の代までこの焼き方を伝えていきたいと思います。